しょ~ぶ。

 いつものバス停にて――


「桃を丸かじりしたようなおいしさ、ただストロ~に果肉が詰まりやすいのが難点かぁ~」

 月夜が缶コ~ヒ~を飲みながらスタバの新作フラペチ~ノのレビュ~を読んでいると、


「ねぇ、月夜」

 と、イブキが話かけてきた。


「ん~? 新潟三条市のソウルフ~ド『カレ~ラ~メン』やだぁ……これもおいしそ~ね」

 月夜は返事をしながらもグルメ系ニュ~スを読み進める。


「しょ~ぶしたぎもってる?」


「ブっ―――――――――――――!!」

 月夜は飲んでいた缶コ~ヒ~を盛大に吹き出し、バス停を漆黒に染め上げる。


「やだぁ……勿体ないじゃない!」

 月夜はカバンからテッシュを取り出すと、バス停を綺麗に拭く。


「――で、で。もってるの?」


「えっ! えっと……な、ないわよ」


「ちょっとまよったってコトは……」


「わぁ――! で、なんなの続き続き」

思い切って買ってみたけどまだ着けた事のないイメージを振り払うように先を促す。


「ショ〜ブしたぎないならいちばんおおいイロは?」


「色? えっとね……」

月夜が思い出しながら指折り数え。


「たぶん白だと思う」


「シロはね。つねにセ〜ケツにきよらかにいたいヒトなんだって」


「はぁ……? ってなんの話し、それ貸して」

そういってイブキの見ているスマホを取り画面を見る。


「勝負下着または一番多い下着の色でわかる深層心理? なんてあやしげなぁ……」


「――で、イブキは?」


「ん?」


「ウチも言ったんだからイブキの勝負下着は?」


「う〜ん……イブキさんそ〜いうのないんだよね。イロもケッコ〜いっぱいもってるし」


「やだぁ……なんかズルい逃げかた」

そういって自身だけ結構バラしてしまった事を後悔する月夜だった。

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