まだなやみちゅ~
いつものバス停にて――
「オトコのヒトがすきなミズギはダントツでビキニ! やっぱしネ。わかってたモン! しってたからイブキさん」
イブキが500人の男子に聞いた女性に着てほしい水着のタイプとかいう如何わしい記事を読みながら、ドヤ顔でそんな事を呟く。
「もきゅもきゅ――カレ~ナンおいし」
それを今日、販売されたばかりの新商品パンを齧りつつ聞いてる月夜。
「5ばんめはマイクロビキニかぁ~……」
覆う面積が極端に少ない水着でイブキが着るときっと残念な結果になりそうなアイテムである。
「4ばんめはサンカクビキニかぁ~……」
三角ビキミは胸を△-△な感じで隠し、下も▽な形のパンツ。主に紐で結ぶ感じの水着でよくハプニングが起こりやすく、イブキが着るととても残念な結果になりそうなアイテムである。
「3ばんめは、したがショ~トパンツのビキニ? ふ~んこんなのがいいんだ~」
ハ~フパンツ、短パンのような物を履いた水着、露出度は低め。
「2ばんめはチュ~ブトップタイプのビキニなんだ」
チュ~ブトップは腋より下の部分で身体をグルっと包み込む感じのブラのタイプで肩がヒモがなく上からの衝撃でハンプニングが起こりやすい。イブキが着ると、とてもとても残念な結果になりそうなアイテムだ。
「1ばんめ、ヒモパン、ブラのビキニがトップなんだぁ~……」
マイクロビキニと大差ない露出度の画像を見ながら呟く。イブキが着るとry
「ねぇ、月夜はどれがイブキさんにあうとおもう?」
「ん? う~ん……」
月夜はカレ~ナン片手に考えると、
「どれも似合わないからビキニはやめたほ~がいいと思うよ」
月夜の言葉にショックを受け、クラっと危なげな足取りでバス停にもたれかかるイブキだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます