たいよ〜のしはいしゃ。
いつものバス停にて――
「スペインの女性が太陽の所有権を主張して太陽光利用者から利用料を徴収する珍事が発生?」
月夜が勉強疲れの合間に読んでいたおもしろニュ〜スにそんな記事がのっていた。
「ん? たいよ〜ってだれかのモノなの?」
「さぁ〜? でもネットオ〜クションで1平方メートル1ユーロで売り出したみたいよ。すぐアカウント停止くらったみたいだけど……」
「へェ〜。イブキさんもワクセ〜ほしいかも〜」
と、イブキが呟く。
「へぇ〜。どっかほしいトコあるの?」
「うん〜」
「月とか火星?」
「ううん」
月夜言葉に顔を横に振り――
「イブキさんチキュ〜がほしい」
「おまえは大魔王かなにかっ⁉︎」
そう突っ込みを入れる月夜だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます