なつのれべる?
いつものバス停にて――
「あつ〜……」
雲ひとつない快晴、降り注ぐ陽光に炙られながら。
「今日も30度こえるみたい」
月夜も額に浮いた汗スポーツタオルで拭きながら、
「まだゴガツなのに……ハチガツとかになったらジメンとけちゃうんじゃないの?」
「あ〜……インドじゃすでに溶けちゃったトコあるんだってよ、アスファルトだけど」
「ホントにっ⁉︎ ゴガツってまだジョバンでしょ? ロボモノでたとえたら、シュジンコ〜がリョ〜サンキにのってるぐらいはじめのほ〜だよね?」
「そだね。まだ自分の好きなジャンルで好きなCPで妄想してるぐらいだネ」
「これでヒチガツ……シチガチュとかになったら……シュジンコ〜きにのっちゃたりしたら……」
「そ〜ね。3次元でもイケるよ〜になってクラスメイトとかでCPするよ〜になったら……」
「もっとゆ〜とシュジンコ〜きがチュ〜バンでこわれてのりかえとかになったら……!」
「うんうん。物でイケるよ〜になったら……充電器×スマホや壁×画鋲とか……!」
「「――って」」
「「一体なんのはなししてのっ!」よっ!」
同時にそう叫んで顔を突き合せる二人だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます