くらっしゃ〜
いつものバス停にて――
「海外で子供の成績がさがったといって自分でゲ〜ム機を破壊させる親が話題⁉︎」
月夜がおもしろニュ〜スを楽しんでいると、そんな見出しの記事が目についた。
「なぬっ⁉︎」
その呟きにイブキが喰いついた!
「こどもゲ〜ムこわすなんてっ!」
握り拳で怒りをあらわにするイブキに、
「いや〜……一応言っとくけど、そも親も成績が下がった罰としてやったワケで……なにも虐待っぽい話しじゃないっぽいよ、やり方は褒められないケド」
「それにしたってだよっ!」
「アンタだって成績下がったらやられちゃうかもよ?」
冗談めかしでそう言う月夜に、
「ダイジョブ! おと〜さんメッタにおこらないから」
「あ〜そうなんだ」
「ん? そ〜いえばフタツキまえに……アニメみながら『キリシマのメガネをとるだとォォ!!』ってイミふめ~なコトいっておこってたケド」
「あ~そうなんだ……」
「それにウチのゲ~ムきは、かぞくのきょ~ゆ~ざいさんだから」
「じゃ、壊すなんて事はないのね」
「ウチにかぎってはないね~」
ないないと呟きながらそう言うイブキだった。
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