ぼ〜すい。

 いつものバス停にて――


「へぇ〜iPhoneもついに防水特許を出願か〜完全じゃなくてもいいから、雨やちょっと濡れちゃった程度はカバ〜できるぐらいにはなるかな?」

と、月夜が珍しくテクノロジ〜系のニュ〜スを読みながら呟いた。


「それぐらいならケ〜スでダイヨ〜できんじゃん」

呟きを耳にしたイブキがそれに応える。


「うん……そ〜なんだけど……」

チラ、チラッとイブキの持つ大型のスマホに視線を送りつつ、


「元が大きいとカバ〜でさらにおっきくなるじゃない?」


「おっと! 6+のワルグチはそこまでだっ!」


「いや、やっぱりウチにはおっきいし……ソレ……」


「イブキさんにだっておっきよ! むしろ、月夜よりも……よりも……」

 そこでしばらく言いにくそうにモゴモゴした後、


「月夜よりも、ち…………ちっさいイブキさんのほ~がつかいにくいモン! でも、ガマンしてつかってんだモンっ!!」


「我慢してたのっ!?」


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァ――いまのナシ! ガマンしてないモン!! セ~ノウがイイからつかってんだ、シンガタだからつかってんのっ! あたらしいはセ~ギなんだモン!!!」

 瞳をグルグルさせながら、パニっく状態で叫ぶイブキ。


「もういいよ。イブキそれ以上いわないで~!」


 今日は始終、墓穴のイブキだった。

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