だいと~りょ~からのめ~る。

 いつものバス停にて――


「アメリカ大統領はその気になれば全米にある全部のケ~タイに一斉メ~ルを送る事ができる!?」

 月夜がニュ~スアプリで政治ニュ~スを見ていると、そんな記事が目に止まった。


「そうなんだっ!」

 その月夜の呟きに意外なほど強烈に喰いつくイブキ!


「そ~みたい。よほど旧式のケ~タイじゃなければ届くようにケ~タイの通信会社が緊急警報用の特殊ネットワ~クがあるんだってさ」


「おぉ!」


「もちろん、個別に送る事もできんだって」


「じゃ、じゃ――アメリカにいるとあるひ『Oh ブレックファ~ストはナット~かパンどっちがいいとおもう?』とかきたりすんだ?」


「大統領が一般市民に朝食メニュ~は聞かないと思うケド……納豆も食べないと思う……」

 あきれ顔で呟く月夜だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る