と~けん。

 いつものバス停にて――


「刀剣……男子……いいかも……じゅるり」

 先ほどまでアルバイトとテスト勉強でボロボロの姿だった月夜がみるみる回復していく。

「月夜なにみてんの?」

 そんな月夜の様子を後ろから見ていたイブキが『ひょい』と月夜の背中越しに覗き込む。

「あっ! と~けんらんぶ」

「知ってるの!? イブキ」

「うん。いまハヤってるしね」

「そ~なんだ」

「うん。いまシンキはチュ~センまちですぐできないケドね」

「へぇ~」

「なんか、カタナのユライやもちぬしとのエピソ~ドをしょ~かしたホンまでうりきれになってるみたいだよ」

「そんなにトコにも波及してんだ!」

「それぐらいニンキってコトだよ。いまノっておいたほ〜いいビッグウェ〜ブだよっ‼︎」

「よく知ってるねイブキ」

「マリオからがくせんハンサムまでモ〜ラしてるイブキさんならト〜ゼンだよっ!」

「おぉ! なに言ってんだかサッパリわかんないケド、凄い自信‼︎」

「でしょ〜」

そういって自信満々で無い胸を張る。
























「まあ、やったコトないんだけどね、と〜けんランブ」

「ないのかよっ‼︎」

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