も〜そうしょうじょ。

「「10ケン目のブックマ〜クありがとうございます‼︎


「ついにフタケタですよ!」

「そ〜だね。減ったり増えたりを繰り返して、遂にここまで」

「10にんのヒトのなかで、オトコのヒトがそのはんぶんとかんがえて……5にんくらいのヒトが……そのヒトたちがイブキさんをうばいあって――」

「止めろ! ブックマ〜クがゼロなっちゃうからっ!」

「ブックマ〜クはありま〜す」

「イブ方さん⁉︎ 2014年付近じゃないと、わっかんないよ、そのネタ」

「そ〜いえば、もうすぐバレンタインだね」

「そ〜だね。毎年、友チョコしかあげた事ないけど……」

「ことしこそはっ‼︎」

「おっ! なにかアテがあるの? イブキ」

「ブックマ〜クの――」

「だから止めい!」

またも読者を誘惑しようとするイブキの頭頂部に手刀を落として沈黙させる。

「では、今後も御贔屓に――」

地面に倒れたイブキを尻目にぺこりと腰を折って一礼する月夜。

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