たいそ~

 いつものバス停にて――


「日本で発症の『おっぱい体操』が海外でも大人気?」

 月夜がオシャレ系ニュ~スを読んでいると、そんな記事が目についた。

「健康的な美乳を作るのにいいエクササイズか~。こ~うのやった事ないけど……やったほうがいいのかな?」

 月夜が自身の胸を見下ろしながら呟く。

「…………」

 いつもなら美容系――とりわけおっぱいを育てる話題に喰いつくハズのイブキが沈黙したままだった事を訝しげに思い。

「イブキは? イブキはやったことあるの?」

 ――と、ふってみた。





































「タイソ~するほどないんだモンっ!!!」

 イブキが胸の辺りを両手でエア揉みしつつそう叫んだ!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る