だいまお~

 いつものバス停にて――


「う~ん……良し!」

 月夜がスマホの自撮り機能を使って顔の身だしなみを整えていると――

「じ~……」

 イブキの視線に気づいた月夜が、

「な、なに?」

「ん? 月夜ってさ~カワイイよね?」

「ふぇ!? あ、ありがとう」

「う~ん……」

 イブキが近寄り――首や肩を触りながら、

「あんなにたべてんのにぜんぜんタイケ~かわんないし」

「そ、そう?――ちょ!」

「なのにオッパイおおきいし、こしもしまってるし」

 イブキが服の上から月夜の身体をポヨンポヨン、キュキュと触り不思議そうに顔を傾げ、

「あんだけド~ショクブツをセッシュしたエネルギ~はどこいってんのかな? なんかたべられちゃったあわれで……」

「人を恐怖の大魔王みたいにいわないでよ」

 不思議そうに首を傾げてるイブキに憮然とした表情で抗議する月夜だった。

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