しゅみ。

いつものバス停にて――


「へぇ……世界の変わった趣味ねぇ――」

「シュミなんてひとそれぞれだしね――」

「車のエンジン音を録音する人やトイレットペーパーの芯をコレクションする人などなど――」

「トイレットペーパーのシン⁉︎」

最初は肯定的に聞いていたイブキがその一言に驚愕の声をあげる。

「なんかメーカーや商品によって違いがあるみたいよ芯」

「そ、そなんだ……シンねシン……」

「イブキもつまんないゲ〜ムばっかし集めてるよね〜」

「おっと! ふっふっふっふっふたしかにつまらないケド――」

「そこは認めちゃうんだ」

「クソゲーハントはゲ〜ムであってもあそびじゃないんだよ! いわば開発者とのシト〜。鬼畜ナンドにまけるか、クリアして戦犯リスト(スタッフロール)をてにいれるかのデスゲ〜ム」

「いま確実にデスゲ〜ムのもつ響きのシリアス度が下がった気がするわ……」

「ゲームのせかいでもFPSやMMORPGいっぱいあるケドそこでトップをとってもいわばヌル間湯のトップ! 仮のキング、真のトップゲ〜マ〜はこれでもかっていうぐらいのシレンのなかでしかカクセ〜しないんだよ‼︎ クソゲ〜界のトップこそキングオブゲ〜マ〜! インド人を見たらぜったい右にしかいけないひとがキングなんだよ‼︎」

「人としてど〜なんだソレ⁉︎ もしその人がインドいったらず〜っ右方向にぐるぐるまわってるだけだぞ」

「それが真のクソゲ〜マスター」

「そんなやつ滅びればいいと思うよ」

人の趣味はそれぞれだな〜としみじみ感じた月夜だった。

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