続 と〜こ〜び。
いつものバス停にて――
登校日の朝。
「―― もう!」
なぜだか朝からプンスカ怒っている月夜(詳しくは前話を)
「そんな事よりイブキちゃんと宿題やってきたんでしょうね」
「ダイジョブ! イブキさんにシカクなし‼︎」
自信満々で言い切りカバンの中から本日提出予定の宿題を掲げパラパラと捲り見せる。
「いや……白紙なんだけど……」
「そう! 月夜こたえうつすジュンビはバンゼン‼︎」
「結局ウチ頼み⁉︎」
「ふふふふふふ――ジマンじゃないけどこたえのわかってるモンダイをうつさせたらイブキさんの右にでるものはいないよ」
「それ威張れないから‼︎」
「それにね〜いがいとださなきてもサイゴのはセンセ〜があきためるまでジキュ〜戦ってテもあるよ」
「……はい、写していいから先生にあんまり迷惑かけないでね」
「ありがと〜月夜」
月夜はそれには応えず、イブキの担任に同情した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます