◆33



草木が濃い緑になる季節。

暖かくて気持ちいい風、緑の匂いと元気いい動物達。

春 夏 秋 冬。魔女界では全て同じで何1つ変わらないので気にもしていなかったが、この世界の四季はハッキリしている。

春と夏の間 と言う感じか。


こんな天気も良くて気持ちいい風が吹く日に屋根の下で何かする人間の気持ちは未だに理解できない。

そんな人間達は無視してわたし達太陽大好き派は今平原でクエストの攻略に汗を流している。


何か変な鳥をひたすら倒して[鶏肉]を集めている。

食べられる鶏肉なら何でもいいらしいので、鳥型モンスターを発見しては倒してを繰り返している。

この時わたしは人生初のリポップを見た。

小さな光の粒が集まり一瞬弱く輝き、光の粒が弾けた瞬間その場にモンスターが登場する。神秘的と言えば神秘的だが、あまり感動はない。

出来る事ならモンスターが本当に産まれる瞬間を見てみたい。

リポップ以外にも普通のルートで産まれるモンスターもいる。鳥類種モンスターなら卵から雛が産まれる感じだ。

そっちの方が感動も大きいだろうし命と言うモノを感じられる気がする。


「エミリオ!そっち行ったよ!」


太陽大好き派はわたしとビビ様、そしてクゥのメンバー。

このメンバーで今鳥モンスターを討伐している。

このクエストが始まる前にビビ様がわたしに言った言葉。


モンスターを放置していたら人間が殺される。

でも全てのモンスターが危険なワケじゃない。だから無差別に命を奪わない所から始めよう。

動物もモンスターも、ビビ達人間が生きる為に食べる為に命を作る為に命を貰ってる。だから食べ物に感謝しなきゃね。残すなら手を付けない。欲張らない。



そうビビ様はわたしに言った。これが命の答えなのか、わたしには解らない。でも命は大切なモノって事は伝わった。


変な迷いは持たない。今は生きる為にこのモンスターの命を貰う。命を貰うって言い方は悪者みたいだけどコレが一番合う言葉な気もする。


薄青のフルーレを肩の高さまで上げて剣先を迫るモンスターへ向け構える。

フルーレが無色光を纏った時、左足を大きく踏み込み一気に突き出す。

左、右、中央へ素早い突きが炸裂する三連突き剣術。

中央の突きを終えると剣が一瞬重くなる。この時力いっぱい引き戻しつつ右下へ下げる。そして剣先を地面へ向けるとフルーレは2度目の無色光を纏う。右下から斜め左上へ一気に斬り上げる。


三連突き剣術スパイクスリールと単発斜め斬り剣術スラストを休まず連続でモンスターへ叩き込んだ。


「おぉ~カッコイイなエミリオ」


爆散する剣の光、灰の様に消滅するモンスター。

今わたしは超カッコイイ冒険者の見本になった気分だ。


3ヶ月前、わたしはワタポが戦闘中に然り気無く使っていた連繋体術を思い出し、剣術でそれを今やってみた。

まさかの1発成功には自分も驚いたがここでそんな顔すると格好よさが半減するのでキメ顔で小さく、ふっ。と声を漏らす。

全部の剣術を繋げられるのかは知らないが、この突きから斬り上げコンボは使える。

スラストは初級中の初級剣術だが斜めからならば左右上下関係なく発動出来て反動も感じないレベルなので使い勝手がいい。

わたしもそろそろ奥義ランクの剣術を覚える時が来たか...。


フルーレを腰の鞘へコレまた格好よく納刀しつつビビ様を見る。マスタースミス...最高ランクの鍛冶屋はどんな戦闘をするのか。

C+冒険者のエミリオ様が見て、少しレクチャーしてやろうか。

ビビ様が今使っている武器はハルバード。両手で確り握り大きく横一閃に振る。

鳥モンスターを2匹同時に倒し身体の横へ来たハルバードをそこで止め身体を屈める。するとハルバードに無色光が纏った。


少し離れた場所を飛ぶモンスターをターゲットに1歩、2歩と踏み込み低い姿勢を一気に伸ばすと同時にハルバードを振る。

横に一閃、下から上へ、上から下へ。最後は速度を殺さずそのまま地面を叩く。

この動きでターゲットだけではなく近くにいたモンスターも数匹倒した。

最後の姿勢のままグッと全身に力を入れ地面を叩いたハルバードを持ち上げ肩へ。

ハルバードは重い武器だが振り回せない程ではない。しかし今ビビ様が持ち上げた時 結構重そうに思えたのは剣術の反動で、だろう。

剣術はレベルが高ければ高い程、発動後に武器が重くなる。強力なワザだが考え無しに使うと大きな隙にもなるので注意が必要。


「うーん、この武器はボツだなぁ」


「お疲れ、ボツ?」


「うん、試しに作った武器なんだけど駄作。溶かして強力素材か別素材に使う」


なんて女、男だ。

モンスター相手に武器を試すとは予想外すぎる。もしその武器が一瞬でボッキボキになっていたら危険すぎる。

...が、今の身体をの動かし方でビビ様がわたしより遥かに強いって事がイヤでも解ってしまったので...危険でもないか?


仲間がやられた事に怒り6羽の鳥モンスターが急降下、そのまま わたしとビビ様をターゲットにクチバシ突きをするつもりだろうか。


高い位置から落下、その速度を攻撃へ使う知能はまぁ高い。が、甘い!

わたしはモンスター達を指さし叫ぶ。


「迎え撃て!白銀の狼よ!」


わたしの声を無視せず低い声で返事をしジャンプした白銀の狼クゥ。そのまま空中で縦回転する。

風の刃を纏ったクゥの回転でモンスターは吹き飛び消滅。

これはわたし達で言う剣術みたいなモノだ。


「ナイス!」


親指をビシッと立てるとクゥは格好よく着地。

ワタポよりわたしの方がクゥといいコンビだな間違いなく。


「お?鶏肉結構集まってるね、エミリオは?」


わたしもフォンを操作しアイテムポーチを見ると鶏肉が結構あった。

お互いの鶏肉を合わせるといい量になるので、この辺りでクエストを終える。

ここでわたしは初の試みを。


その場で報告 だ。


クエストリストを見ると、クエスト条件達成 の文字とその下に クエスト報告する の文字がある。

わたしは迷わずこの文字をタップすると 報告中... との文字が。

そして数秒後にクエスト報告完了 と出て続いて 報酬を受けとる の文字。これも迷わずタップすると画面に報酬内容が出る。


今回の報酬は 5000v と 体力回復ポーションが5つ。


フォンポーチを確認すると体力回復ポーションが10から15になっていた。

本当にその場で報告出来るのは便利だがこれは集会場経由のクエストのみ可能。直接人から受注したクエストはクエストリストにもないので本人の所へ行く必要がある。


「よし、戻るか」


「んだねー、クゥ!」


「バウ!」



わたし達はクエストを終え、太陽嫌い派が待つマネキネコ亭へ戻った。

脱獄罪やユニオン襲撃罪で騒がれていない事に少し驚いたが、討伐隊の失敗が原因だろう。今はアスランに感謝。





「ただまー...あら?キューレ帰ったの?」


マネキネコ亭へ戻るとそこにキューレの姿は無かった。

情報屋なので色々と仕事があるらしく、手持ちの情報をワタポ達へ売り付けて帰ったらしいが...この様子だと偽モルフォの居場所は特定出来なかったのか。

相手もそう簡単に見付かる様なバカな真似はしないだろうけど、ゆっくり探していると面倒な事になりそうなのでダラけてる暇もない様子。


この街だけではなく このウンディー大陸の色々な場所で偽モルフォが確認されている。

勿論この街でも接触した人間はいる。

クエストは主に討伐系クエストを好んで受注している様だが受注者の名前がバラバラでギルド情報がユニオンに無い事から完全闇ギルド。

襲った相手のフォンを奪って集会場を利用しているのだろう。

次いつ集会場に現れるか解らないうえ、現れても姿を知らないわたし達は気付く事すら出来ない。


一息つくため ワタポはコーヒーを入れ全員に渡す。

一旦落ち着くのはいい事だが...わたしはコーヒーで落ち着けるタイプの種ではない。鼻を刺す香りが室内に充満する中で別の香りがわたしの前に届いた。


黒、と言うより茶色の液体が湯気を上げる。

これは、知ってる。甘くてでもどこか大人感を持つ飲み物。冷たくしても美味しいまるでコーヒーのライバル的な、ココア。

ワタポは然り気無くわたしの前にココアを起き小さく笑う。一人だけココアを飲んでいるとバレれば確かにダサい。みんなにバレない様に然り気無く、でも確実にわたしをコーヒー地獄から救ってくれたのか...なんと優しい心の持ち主だ。

その優しさに甘え、甘いココアを一口。眼が覚める様な温度はさておき、甘い中にコーヒーの様な苦味を微かに感じる。大人のココア と言ったところか。


「ココアに少しコーヒーを混ぜた物ね?」


突然ひぃたろがそう言い、全員が迷わずわたしを見る。


「なになに?」


「ひぃちゃん鼻がいいんだよね」


「は?で?」


「エミちゃんだけ違うの飲んでるなぁー?ボクにも少しちょーだい!」


なぜバレた!?これだけコーヒーの香りがわたしのココアに迷彩かけているのに、ひぃたろの鼻がいい?ふざけるな!クゥか、お前はクゥか!

そしてこの金髪ボクっ娘は大切なココアを奪おうとする。わたしにはその少しに泣く未来が見える。渡さん。絶対に渡さんぞ金髪!


「あ」


「「ん?」」


音楽家ユカは何かを思い出した、または思い付いたかの様に声をあげた。

それにより金髪のココア強奪も一旦止まりその隙に飲み干したい所だが、ワタポの入れたココアはマグマの様な熱さ。義手で温度を感じないからなのか、わたしへの嫌がらせなのか、相当熱い。


「本物しか知らない情報で偽物を炙り出す。または、偽物になって偽物を引っ張り出すってのは どう?」


「ちょ、ココアってそんなに悪い物なの!?それはちょっと納得いかないよわたし!」


大人ぶった連中だ。子供の頃は絶対1度はクチにした事があるココアを今では偽物扱い。あの頃飲んだココアの一口を簡単に忘れて、今は大人の欲の味がする汚いコーヒー等に心を染められている。


「いやココアじゃなくて、モルフォの話でしょ」


ひぃたろの鋭い一言にわたしは声も出ない。

話の流れ的にココア否定派が戦争を仕掛けて来たと本気で思ってしまった自分が恥ずかしい。


「...でぇ!?何をどうするワケ?」


「ちょ、なんでエミちゃ喧嘩腰なの!?」



尖ったわたしとココア否定派は静かに作戦会議をした。

偽モルフォの1匹でいいから捕獲出来れば後はその1匹から聞き出せばいい。尋問最高。と整った顔から極悪な言葉をサラサラと吐き出すひぃたろ...プンプンの話だとひぃたろは結構狂った...マッドな人物らしい。

この街に来てすぐ、まだDランクの頃に色々と派手な事をやらかして最低ランクのDから中間クラスのB+までランクを跳ね上げたらしい。確かにそんな事がフォンページに書いてあった。

その見た目からは想像出来ない暴れっぷりに今では鮮血の姫やマッドヒーラー...等と恐ろしい呼び名まで付けられている。

尋問と言う言葉を吐いた時、妙に楽しそうなオーラを一瞬出したのは彼女の本質だろう。

危険な女だ。


作戦の方は簡単、この中の誰かがペレイデスモルフォをマカオンを名乗り人々を派手に助ける。偽とは真逆な事をすれば奴等も見に来るだろう。最悪偽の偽を始末しようとするに違いない。

問題はその偽役を誰がやるか。

わたしは是非やりたいと言ったのだが即却下。

理想なのは回復魔法...治癒術を使える人物。今この中で治癒術を使えるのはワタポ ビビ ハロルド プー の4人。

ワタポは本物だからダメ。ビビとプーの治癒術は回復系だがレベルはそう高くない。

と、なれば。


「ハロルドが偽モルフォ役ね!」


わたしがビシッと指名すると全員が 誰? と言う。全く...名前も覚えられないとは。


「ひぃたろ、危ないピンク色はハロルドって決まってるでしょ?」


「...はぁ、ひぃちゃ。諦めて...エミちゃに適当なあだ名付けられたら終わり。本当にそう呼んでくるから」


こうして ひぃたろ はハロルドになり偽モルフォになる為、舞踏会仮面と黒いマント、顔に蝶のペイントをして街へ放たれた。


本人は嫌がったがプーがお願いすると渋々?やってくれる事になった。

しかし恥ずかしがってボソボソ喋ったりされても効果は薄い。

自分の殻を割り全てをさらけ出す覚悟で頼むぞハロルド。



1時間後、わたし達の元までペレイデスモルフォの噂が届けられた。





噂ではペレイデスハロルドは今集会場付近を舞っているらしい。

わたし達も急ぎ向かってみると、眼を疑った。



「キミ!その怪我はクエスト中に?大変!私が華麗に優しく...優雅に治癒してあげましょう!ペレイデス ヒール!」



1つ1つの動きが大きくマントを靡かせクルリと回り両手を広げて詠唱、そして謎のヒールを発動し冒険者の傷を治癒。

お腹が捻れる程笑うわたしとビビ様、音楽家とクゥ。

空いたクチが塞がらないワタポ、そして両手を組んで頷くプー。


「また怪我をした時、キミの元へ飛んでいくわ。私はペレイデスモルフォのリーダーマカオン。名前だけでも覚えてね」


最後のウインクは何だ?眼から星が出ても違和感ないウインクは。

お腹が爆発しそうだ。是非わたし達にもその治癒術をお願いしたい。


与えられた使命を本気で完遂しようと頑張るハロルドには悪いが、これはもう笑いをとりに行ってるとしか思えない。


「おい、見たか今の...ペレイデスモルフォだってよ。悪くないな」


冒険者や街の人々がハロルドをみて悪くない。と言い始めた。それを聞いたわたし達お腹捻れ隊は豪快に吹き出し地面を転がった。

もう見れない、見たら今度こそ笑い死ぬ。

殺人的な魅力を醸し出すヒーラー。これはヒドイ。


「ぷっ...なんじゃアレは..済まん...」


噂を聞き付けたキューレも登場したがその破壊力に笑わずにいられない。


「なんやアレ!新しい芸人か!?」


「大型新人現れる!アスラン負けたな」


「治癒術だね!」



アスラン、烈風、ゆうせーのトリオまで噂に釣られて現れた。ゆうせーは ほぉ、おぉ!と声を上げペレイデスハロルドを見る。2人は...爆笑。


ノッて来たのか更にマントを靡かせ蝶の様に舞い。街の人々まで華麗に助けては悩殺ウインク。

いつしかその妙な姿に心奪われる男性も現れる。


「あれが噂の...ペレイデスモルフォの力か...」


「何て破壊力だ...これは」


「「 心か 」」



ハコイヌ&セシルまで現れ真面目にハロルドを見て頷く。この2人も相当イカレてる。


「押さないでください!まだありますから並んでくださーい!ペレイデスモルフォ愛用の仮面は今なら700v!マントは1000v!両方買って下さった方には蝶のタトゥーシールもオマケです!こちらはマカオン様の写真!華麗に空を舞う美しい蝶...この姿は妖精!こちらは500vでーす!押さないでくださーい!」



何やら騒がしい方向を見るとわたしとキューレは声を合わせ驚き、ワタポは声を裏返して言う。


「「セッカ!?」」

「セツカ様!?」


少し伸びた赤髪を揺らし商売に汗を流すセツカ姫...今は行方不明でドメイライト騎士団が全力で捜索中の姫様だ。

港での事件で姫様は犯罪者にハメられたと判明し血塗れの姫 の噂は 人助けで付いた血と形を変え広まった。

今ではそんな心優しい姫様を早く助けてほしい。と言う人々も大勢いる。

そんな姫様が今、バリアリバルで冒険者...ではなく商人として汗を流していた。


「ん?知り合い?」


プーがわたし達の声を聞き、セッカを見て言う。

知り合い!と答えるが正直今のセッカの状況を知らない。


「へぇ、2人凄いね!皇位情報屋のキューレ、マスタースミスビビ、音楽家ユカ!だけじゃなく マルチェ期待の新人セッカまで知ってたんだね!」


マルチェ期待の新人!?マルチェと言えば集会場経営をしている商人ギルドだ。集会場だけではなく色々な商売に流通している皇位ギルドではないか。

凄いギルドに加入したものだなセッカ...アスランにセッカを任せて正解だった。

商人でも立派な冒険者だ。もう親の力等なくても1人で立派に...姫様ではなく冒険者のセッカを見れてわたしは心から安心、そして応援したいと思えた。

それにしても...もうペレイデスハロルドのグッズを大量に売るとは...セッカも中々やるな。しかもバカ売れ。


...いつしか街はお祭り騒ぎになってしまった。

まぁこれはこれでアリだ。

これだけ派手にやれば偽物も黙ってないだろうし!


ハロルド。ナイスファイト!





バリアリバルからそう離れていない森の奥にひっそり不気味に立たずむ館。

昔 貴族が使っていた屋敷だったがその貴族はドメイライトへ移住。その際この屋敷は取り壊す事なく放置され今では存在すら忘れられている。


その、古い屋敷を這いずり回る影は息を荒立て言う。



「リーダー!街でペレイデスモルフォが人助けをしていて、冒険者や民間人がペレイデスモルフォを認め始めています!」


「はぁ?」


「これがその写真です!」


「....誰よコレ。ふざけた真似...!?」



リーダーの手に渡った写真は街でマルチェが販売していたペレイデスモルフォの写真。

屋根から飛び降りたシーンをまるで翔んでいるかの様に写した写真には野次馬の姿も。

人混みの中にリーダーと呼ばれる人物がよく知っている金髪ロングの女性が写り込んでいる。モコモコした可愛らしい子犬を抱いた女性。


その女性を黒光りする長い爪で貫きリーダーは毒々しい笑顔で言い放つ。


「みつけた....マカオン」


床を這いずる小さな蜘蛛を踏み潰し毒々しい笑みを浮かべたまま立ち上がり叫ぶ。


「全員集めろ!最高の食事を用意しろ!」



さらに毒々しく、汚く、歪んだ笑顔。長く伸ばされた黒髪に黄色のラインが所々入った斑髪を小さく震えさせ大きく開いた瞳を再び写真へ向ける。




「デザートは....アゲハ蝶だ」






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