僕と彼女は付き合ってい(た)る
僕は小さい頃から好きだった彼女と、ずっと相思相愛だったことが判明した。
そして、幼馴染だった僕たちはついに付き合うことになったのだ。
というのも今や昔。
僕たちのカップル関係は一年強で倦怠期を迎え、僕たちの関係はもはや名ばかりのものになっていた。
お互いに恋心を抱えながら友達・幼馴染をしていた2年ほど前の僕らよりも居心地のいいような悪いようななんとも言えない空気のなか、僕たちは周りからの生暖かいバカップルを見つめる眼差しに耐えながらドライで冷めた日常を送っていた。
これは、わずか一年で10年の恋が冷めてしまい倦怠期に突入するも、未だ謎に包まれる付き合う前の熱や自分達をバカップルだと思いつづける周囲からの眼差しでなんとなく別れることもできず、ただグダグダとした日々を送る形骸化カップルの日常の物語である。
各章のスタートで二人の恋が復活するシュミレーションをしている二人を入れるのもいいかも。
交通事故シチュ。
主人公「で、轢かれそうになった彼女を僕が救い二人の恋が再発……」
彼女「ないな……」
主人公「うん。わかってた……」
彼女「あ、でももしそうなったら助けてね?」
主人公「僕の命が脅かされない範囲ならな」
彼女「ですよね〜……」
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