あとがき

 拙作「絆のエリュシオーネ」のtxtファイルのタイムスタンプは、2009年4月……先の「プラクティス・クエスト」と同時期に書かれたものですね。まず、読み難い! 文章作法もなっちゃいないし、文章自体も変だし、相変わらずゴリゴリに漢字を使いまくってる。三点リーダー(…)は二つ重ねるのが基本だし、感嘆符(!や?)の後は一文字空白を空けるものです。そういった基本すら知らなかった時代の作品ですね。……読んでて恥ずかしい、ふりがなとか入れる作業も大変で少し疲れました(笑)


 ただ、じゃあこの作品は駄目かというと……駄目だけど、なんか好きだなあというのが個人的な感想です。自分は昔からロボット物が書きたい人間なんだよなって、強く再確認させられましたね。この「絆のエリュシオーネ」から、多くのロボモノを俺は書くことになります。現在カクヨムで連載中の「リレイヤーズ・エイジ」に、青森が舞台という設定は受け継がれました。また「ヒロイン=主役の巨大スーパーロボット」という設定は、後の「幼馴染はスーパー系」という作品に受け継がれます。キャラの名前や学校名なんかも、実はこっそりどこかで使われったりするんですよね。


 自分は本当にロボモノが好きで、しかし昨今の各メディアでのロボモノの立ち位置も理解しております。かつては「男の子向けアニメはロボット物」という時代がありましたが、今は違いますね。ロボモノを作るにしても、美少女要素等、「燃え」と一緒に「萌え」がないと、商売として成立し難い現状があります。そして、そのことに自分は悲観的ではなく、むしろいい面もあるとさえ思っているのです。

 ですが、そうした時代にロボモノ好きの一人として、古式ゆかしい伝統芸能的なロボモノ文化を、次の時代に残したいと感じています。多くの方がそれぞれの手法で、ロボモノの未来を切り開いています。ガンダムシリーズやマクロスシリーズは新作が作られ続け、オリジナルのロボットアニメもちらほらとですが生きています。そんな中、自分は物書きなので……まあ、形にして残す位はするかな、と。ロボモノっていいぞ! っていうのを、後世に伝えられたらなと思っていますね。

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