3話
髪を乾かしながら模擬店について考える
「夏だしなーかき氷とかいいかもなー火とか使わないし!」
とりあえず[かき氷]とメモする
「あとはードリンクとか?いや、しょぼいかなー」
ピコン
いろいろ考えてると誰かからメールが来た
髪を乾かしてる手を止めてスマホを取る
田中くんだ。麻里からも来てる
先に田中くんのメールを開く
[ よっしーに聞いたら鉄板くらいなら用意できるって言ってた。さすがに油を使うものは無理だって。だから焼くものも候補に入れていいよ ]
よっしーとは担任の吉沢先生の事
若いし年も近いから皆んなからそう呼ばれてる
「焼くのもいいのかー、なら焼きとうもろこしとか、たませんも良いかも」
メモに[焼きとうもろこし][たません]と書く
田中くんに[ありがと!わかった!]と返信して
麻里のメールを開く
[ りか珍しい!あっさりオーケーしてくれたじゃん!!笑 メンバーはねー私、優希、りか、とも、みぃこ、の5人だよ〜男子も5人だって!]
なるほどー
[とも]って言うのは1組の
1年の時私と麻里と同じクラスで同じグループだった。
結構ギャルっぽい子で遊ぶ時はバリバリメイクをしてるく。
見た目バカっぽいけど意外と頭が良い。
ちょっと口悪いけどノリ良いし結構人気者
[みぃこ]って言うのは 6組の
メンバーみんな可愛いとか、珍しい
いつも1人は微妙な人入れてくるのに
[あっさりってか諦めたって感じ?笑 嫌って言っても麻里折れないからさー てか珍しいね!女子最強じゃん笑可愛い子だらけ ]
とりあえず麻里に返信してまた髪を乾かし始める
ピコン
髪を乾かし始めてすぐに麻里から返信が来た
「はやっ」
[ なるほど〜私が勝った訳か笑笑 でしょでしょ!向こうの男子にさブス連れてきたら即帰るからって言われてさ〜本気メンバーでいきますっ! ]
ブス連れてきたら帰るって性格悪そー
まぁ、私自身ブスでは無いけど、このメンバーだと一番レベル低い気がするなー…
よし!メイクがんばろ
[ なるほど、何時?どこ行くの?]
と返信する
髪も乾かし終わって模擬店のを考える
かき氷、焼きとうもろこし、たませんかー
ポテトも唐揚げもダメだしー
綿菓子は機会がいるしなー
悩む…
「焼きそば!いいかも!」
ふと頭に閃いた
よし!とりあえず[ 模擬店、かき氷、焼きとうもろこし、たません、焼きそばとかどうかな? ]と田中くんにメールを送った
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