第207話 麻雀ソフト「爆打」が天鳳で九段になる

麻雀ソフト「爆打」が天鳳特上卓東南戦で、九段になりました。



2017年5月25日においてです。






特上卓より強い鳳凰卓というのがあり、機械の「爆打」は参加することを断られています。



まあ、機械と打ちたくないってのもよくわかるんですよね。ぼくは将棋で同じような状況にあっていましたが、ソフト指しなんかと指したくはなかったです。



天鳳位という強い人のブログによると、「爆打」に勝てるなら参加していいけど、「爆打」に負けるなら参加してほしくないということでした。





将棋プロは、羽生はソフトとの対戦を逃げた。


一方、中韓の囲碁棋士は堂々と囲碁ソフト「アルファ碁」と戦った。


「麻雀打ちも逃げるのか!」というのが最大の争点ですね。いや、無給でやっているネット麻雀なんかでそんなに責任とらされたくないでしょうけど。




いや、でも、冷静になってください。麻雀floodgateというサイトが2016年12月から開催されており、一部の麻雀キチは麻雀AIの開発に参加しています。麻雀floodgateでも、「爆打」は強豪の基準のひとつのようですが。


なぜ、2017年5月25日に麻雀ソフト「爆打」が九段になったのか。これは明確なやらせですよ。本気出せばとっくになれていたんでしょう。2017年5月25日は、囲碁の世界最強棋士「カケツ」とアルファ碁の戦いで、アルファ碁の勝利が決定した日です。つまり、麻雀の順番が来ましたよという明確なシナリオがあってこうなっているに決まっています。


現在の「爆打」の天鳳ランキングは260位なので、九段になった瞬間はおそらく百位に入ったのでしょう。もう「爆打」より強い人は百人しかいない。


麻雀は逃げるのか?


そう問いたいですね。これは麻雀史上における最大の事件、人類対麻雀AIの戦いです。麻雀界を背負って打ってる人なんていないかもしれませんが、今、天鳳で打つということは麻雀史において人類を代表することなのです。


ぜひ、麻雀には将棋のように逃げずに、囲碁のように正々堂々と対決してもらいたい。



追記。



ちなみに、ぼくは地和を三回上がったことがあるくらいに手積み麻雀をやっているのですが、生涯麻雀負け金額は五万円くらいですね。


負け越してます。幻聴聞いていたんで。ネトマもそんなには勝てないです。

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