第200話 電子決済の運用準備を政府に提言
電子決済の運用準備を政府に提言しました。
電子マネーは、中国が国家をあげて社会実験に取り組んでいましたが、どうやら、成功して、今や中国の決済の600兆円は電子マネーによる決済だといわれています。
中国は電子マネー技術をマレーシアにも提供するようですが、インドでも、電子マネーの導入が行われています。
そういうことで、日本は電子マネー後進国なわけです。
それで、政府に提言しました。首相官邸に意見しました。なぜ政府に意見するかというと、電子マネーというものは、個人番号制と連携して不正を防ぎ運用しなければならないものだからです。今すぐ導入しろとはいいませんが、日本で電子マネーによる電子決済を行う準備をしておかないと、未来に日本が遅れてしまうかもしれません。
個人番号制と連携するためには、政府の協力は絶対に必要なわけです。
そして、個人番号制のもと、電子マネーによる電子決済が普及することを願っています。
まあ、ぼく個人はアナログな人間で、スマホを持ち歩くわけではないので、電子マネーで電子決済するのが普及しても、現金紙幣で決済しているかもしれませんが、日本の国家として成功した電子マネー実験に遅れるわけにはいきません。
ちなみに、勘ちがいする人がいるといけませんが、ぼくが電子マネーといっているのは、現金預金のクレジットカード決済の延長上にあるもので、ビットコインなどの仮想貨幣とはまったく異なるものです。ぼくが推進しているのは、日銀が運営する日本円のことです。日本円を電子決済するようにしようということです。それには、日本政府が個人番号制と照らし合わせて管理してもらわないといけません。
今、どのような未来に動いているのかというと、ぼくはこう思い描いています。人工知能が管理する個人番号制の社会に向かって動いているということです。個人番号制は何億と情報がありますので、個人番号制は基本的に人間が運用するのではなく、人工知能によって運営されていくと思います。もちろん、ビッグデータ監視の内側にいる人間の補佐官はいるでしょう。この、ビッグデータ監視の外と中の対象性のちがいの問題を解決しなければ、ぼくの思い描いている未来は厳しい格差社会になってしまいます。しかし、人工知能が個人番号制によって人類を管理する社会はそれほど悪いものではないでしょう。
今、第四次産業革命の一環として、ロボット物流革命、野菜工場革命が起きています。
ロボット物流は、少なくても、市場規模七兆円の医薬品業界では導入は三割以上においてなされています。このまま、どんどんロボット物流が普及し、誤出荷や破損の大幅に減少した物流網が築かれることでしょう。
野菜工場も、普及は著しく、大規模な拡大が見られます。野菜工場は採算性が問題になっていますが、良い商品を作って売るという観点からはぜひ推進すべきものです。
そして、次に目をつけているのが電子決済だというわけです。
スマホ決済 中国8億人に ネット大手テンセント
脱現金 利用者が急増 16年の市場倍増600兆円
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX23H1S_T20C17A3FFE000/
日本の電子決済は5兆円台
電子マネー決済、初の5兆円台 16年、50億件突破
http://www.asahi.com/articles/ASK2X2HZTK2XULFA001.html
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