第178話 望月新一教授のABC予想の証明はどうなったのか
また飛ばし記事です。
最近、飛ばし記事や誤報ばかりで大丈夫かと我ながら心配になりますが、
今回の記事は望月新一教授のABC予想の証明はどうなったかということについてです。
いやあ、それがたいへんなことになってまして。
何がたいへんかというと、悪い方にたいへんです。
望月新一教授の提出した「宇宙際タイヒミューラー理論」について、研究集会が京都で開かれました。
2016年7月にです。
それで、研究集会はこれで二度目ということになるのですが、今回は望月新一教授も出席して、講義および質疑応答が行われたようなのですが、その結果がたいへんでして。
簡単にいいますと、これは飛ばし記事ですから、正確な記述とはいえませんが、2ちゃんねる数学板で話を聞くかぎりでは、なんと、
望月新一教授の論文は難しすぎて、
四年たった今でも、理解できる人が世界に十人もいないということなのです。
みんな、ぜんぜん理解できないそうです。
論文は、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳとあるのですが、このうち、ⅠとⅡは正しいとみんなが認めるようになりました。
ですが、難物なのが、ⅢとⅣです。
望月新一教授の論文のⅢとⅣだけは、世界中の数学者の精鋭を集めてもぜんぜん理解できないそうです。
そのため、宇宙際タイヒミューラー理論の証明が正しいのかまちがっているのかは、まだ数年はたたないと判断できないといわれています。
いや、七年や八年たてば理解できるのかといわれるとそうという確信もなく、あまり時間がすぎれば、数学界から忘れ去られてしまうかもしれません。
証明さえ正しければ、数学の未解決問題がいっきに百個くらい解決するだろうといわれています。
まだ数年待ちましょう。まだ数年待たなければわかりません。
結果を期待の方はまだ数年かかるということを覚悟して待ちましょう。
以上、飛ばし記事でした。
追記。
山下剛のサーベイ294ページ、英語。2017年8月31日公開。
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~gokun/DOCUMENTS/abc_ver6.pdf
検証が新しい段階に移行しました。どうなるんでしょう?
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