第136話 誤報:西洋哲学童貞七賢人
西洋哲学の神髄とは何か。
童貞である。
プラトン、デカルト、スピノザ、ライプニッツ、カント、キルケゴール、ニーチェ。
この西洋哲学の巨人たちは、みな童貞である。
少なくとも、童貞の疑いが濃く、生涯独身だったことは確定している。
デカルト、スピノザ、ライプニッツ、この近代哲学の三人の祖が童貞であることに衝撃を受ける人は多い。
この七人の著作は熱い。情熱のこもった魂の叫びがある。
すべての人の著作に目を通したわけではないが、数人は読んでいる。
この七人はまぎれもない西洋哲学の巨人であり、なぜ、相手にする女性がいなかったのかわからないほどモテない。
女に見る目がないのである。
この事実が隠され、隠蔽され、誤魔化され、捏造され、歪曲され、西洋文明を築く男子たちの心を励ましてきた。
歴史の真実よ、魂の叫びをあげよ。
ブログ主も、八年以上前に経験したきり、女とはいっさい関係をもたない冴えない男である。
ニュートンも、スイフトも、吉田松陰も、上杉謙信も、童貞である可能性が高いそうである。
ヒトラーも童貞の可能性が高いようだ。
みんなが中学生で習うX軸とY軸の書かれた幾何学図形は、考えだしたのはデカルトである。
積分記号、微分記号を考えだしたのはライプニッツである。
この七人の童貞が人類の文明に及ぼした影響は計り知れなく大きい。・
これをふまえて、いずれドーキンスの「利己的な遺伝子」を読もうと思う。これを知れば、ミームということばに受ける感動もかわってくるだろう。
今は、ニーチェの「善悪の彼岸」がネット書店から届くのを待っている。
ニーチェの文章が熱いのである。そのニーチェの魂の叫びにやられて、今、こんなブログを書いているところである。
くり返すが、女に見る目がないのである。男はみんな美女を抱きたいに決まっている。
追記。
異議を唱える人がいるが、少なくても主著を書いた時には童貞であった。
デカルトは身の回りの世話をする女を孕ました、ニーチェは売春で梅毒で死んだと反論されたが、主著を書いた後である。真偽のほどはわからない。
追追記。
彼らが例え童貞だとしても、あなたたちの中に彼らより女性の胸をときめかせた男性がいるだろうか。
追追追記。
さまざまな情報を考慮すると、この七人が童貞であったという確証がないので、誤報にします。
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