第118話 マイナンバー制と陰謀論

マイナンバー制というものが提案されています。




日本の国民全員に番号をつけ、戸籍などのデータや年金データなどを結び付け一括管理するという制度です。


システム不具合から情報が洩れたら、悪用されるのではないかという懸念をしている人が多いようです。




政府が知っているデータをみんなに知られるとまずいというのは何か後ろめたいことがあるのでしょうか。




問題点として、年金番号が身分証明に使えてしまうという点があるのですが、これは愚かなシステムでしょう。年金番号が身分証明になる現状がおかしいのであって、マイナンバー制は悪くありません。




身分証明に使われる健康保険証や自動車免許証などは、生年月日や氏名などさまざまな情報が書いてあり、自動車免許証の場合は顔写真もついています。


顔写真のない身分証明証である健康保険証は、顔写真をつけるようにした方がよいのかもしれません。そして、手続きをする役所には必ず監視カメラをつけ、帽子や仮面をかぶったままでは手続きを許さないことが必要です。




このように、システムさえ、しっかりすれば、マイナンバー制は決して悪いものではありません。


もともと、電子政府を始める時、田中康夫などがハッキングされると主張して反対しましたが、結局、導入されました。役所の手続きなど簡単で効率化された方がよいに決まってます。


結局、電子政府になり、それまで、たらいまわしされるなどといって大不評だった役所の手続きも簡単になり、便利な世の中になったと思っています。だから、ぼくはマイナンバー制に賛成です。




障害年金の情報がもれると困るという人が大勢います。


おそらく、日本に百万人くらいいるでしょう。


でも、事実を事実としてとらえていくことの方が社会全体の利益は大きくなると思います。


障害年金をもらってるものは仕方ないではないですか。


もともと、市役所の人にはそれは見えています。公務員百万人くらいはもともとそれらの情報を知っているのです。今さら、それ以上知られるのが嫌だからといってマイナンバー制に反対することはないでしょう。


マイナンバー制で障害年金の実態を知ってもらい、偏見をなくしていく方がよいのではないでしょうか。




ただし、気になるのは、天皇家などの特例です。


天皇家には戸籍がないため、マイナンバー制の番号がつかないと主張する人がいます。


これは、国会でとりあげてほしいほどの大問題なのですが、「天皇家にもマイナンバー制を導入しましょう」。


とても大事なことです。




アメリカですでにマイナンバー制が行われています。


だから、アメリカ人にはひとつの特例もなく番号が割り振られています。




天皇家に番号をつけないということはありえません。




世の中には隠れた影の支配者がいて、この世界を操っているという陰謀論があります。


日本では、天皇家には、裏天皇家が存在するという陰謀論です。


週刊誌にとりあげられるほどの有名な陰謀論です。




そういう隠れた支配者をあぶり出すためにも、世界人類の全員に番号を振りましょう。


そして、世界に隠れた支配者などいないのだということを知らしめた方が、戦争の抑止にもなると思います。ゲリラ兵というものを少なくする効果がマイナンバー制にはあります。これは、イスラム国などの謎のゲリラ兵が戦争を起こすことを防止できるものです。




マイナンバー制を支持します。


そして、天皇家にも番号をつけましょう。




追記。




どの遺伝子の統計を見ても、日本男児の十人に一人はY染色体ハプロがD1b1a2であり、徳川将軍家と同じであり、おそらく皇室の遺伝子と同じである。


ただし、皇室の遺伝子が優秀だというデータはないため、皇室の遺伝子を過大評価することには注意が必要である。

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