第63話 2013年世界のGDPランキングを見てみた
2013年の世界のGDPは7398兆円
世界の名目GDP(USドル)ランキング
http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpd.html
1位 アメリカ 1680兆円
2位 中国 961兆円
3位 日本 490兆円
4位 ドイツ 364兆円
8位 ロシア 212兆円
10位 インド 187兆円
37位 イスラエル 29兆円
46位 イラク 20兆円
106位アフガニスタン 20兆円
中国の成長は著しいものがあります。
日本と競り合っていたのも束の間、今では日本の倍以上あります。
★世界シェア1位品目
中国 1431品目
ドイツ 777品目
米国 589品目
イタリア 230品目
日本 229品目(笑)
韓国 61品目(笑)
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1358064025
この一位シェア品目数は2013年より古い数字ですが、現在のデータがないので参考に考えましょう。
世界で大きなシェアを誇っているアメリカと中国が相変わらず、好調であり、日本も健闘しています。
世界の一人当たりの名目GDP(USドル)ランキング
http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpdpc.html
1位 ルクセンブルク 11万ドル
2位 ノルウェー 10万ドル
3位 カタール 10万ドル
9位 アメリカ 5万ドル
18位 ドイツ 4万ドル
24位 日本 38491ドル
84位 中国 6747ドル
116位 インドネシア 3509ドル
162位 バングラデシュ 903ドル
世界の一人当たり名目GDPを仮にその国の労働単価だとします。
すると、アメリカは高額商品をたくさん作り、高品質な経済を誇る文字通りの一位の覇権国家だとわかりますが、
中国は、一人当たりの労働単価は日本の五分の一くらいであり、安い製品を大量に作っている経済二位の国家だということになります。もちろん、誰もが知る急成長国であり、少し前は、日本の十分の一、二十分の一といわれていた労働単価に比べると、急成長しています。
同じ急成長国家として、インドネシアを例にとりますと、まだ中国の半分の労働単価の国であることがわかります。ですが、インドネシアも急成長中です。
だから、もっと安いアフリカやバングラデシュに工場は移っています。その労働単価は、日本の三十分の一以下だということがわかります。
中東なのに。、ものすごい一人当たりGDPの高い国カタールは本当に素晴らしい成長をとげた国といえるでしょう。
追加・
アメリカは、世界の半分近いの軍事費をもっています。
それに比べて、中国はまだアメリカの十分の一の軍事費しかもっていません。
アメリカが警察国家として機能するのは難しいものがあり、やはり、誰でも欲がありますから、アメリカも自分たちの利益のために戦ってしまいがちです。それを考えると、GDP比で軍事費を出し合った国連軍が世界の平和を監視する体制が望ましいのかもしれません。しかし、それは不安定なもので、平和を恒久的に担うには難しいといえるかもしれません。
アメリカが警察国家として君臨する状態は、江戸幕府が諸大名を圧倒して日本の平和を守ったかのような構図にも似ており、アメリカ警察国家構想をぼくは再評価しているところであります。
GDP比なみに軍事費を増大する中国が平和を乱すのが怖くてしかたありません。どうしたらよいのでしょうか?
少しでも、グローバル経済を想像する参考になればと思い、書いてみました。
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