デフレ派のブログ

木島別弥(旧:へげぞぞ)

第1話 日本の財政破綻、ハイパーインフレにおけるシナリオの概算

98 ■意見ください


破綻しない派の意見をもとに概算してみました。おかしなところがあったら指摘してください。


日本の預貯金合計は1500兆円。政府の借金は1000兆円。

政府は、毎年、50兆円借金する。


まあ、早い話が、十年後に破綻だ。

対外債権が500兆円あり、対外債務が200兆円あるので、300兆円分延命する。

つまり、六年間だ。


十六年後、日銀は円を毎年50兆円刷りはじめる。

円の流通量は現在、80兆円であり、一年で、まあ、計算しやすく、二倍のインフレするとする。

日本の五十歳以上の資産が1200兆円、若者の資産が200兆円なので、

日本は極端なインフレ経済になり、貯金の価値は毎年半減するので、

老人の資産の価値をなくすインフレを行い、

将来完成する経済価値計算コンピュータによって計算された労働量にふさわしい賃金でその日暮らしになる。

こんな感じだ。




問題は、若者(49歳以下)の労働に対する賃金の価値の比率だ。

毎年の日本人の労働量が円換算で500兆円ある。


これに対し、歳出の国債歳出費は、25兆円だ。

500:25の割合で借金を支払っている。

誰か、この数字が将来どうなるか計算できるやついるか?








まず、国債が5%まで暴落したとすると、

国債歳出費は、

利払いが7兆円から50兆円に増えるので、

68兆円となる。


国債が5%に暴落した時の日本の労働量500兆円は、68兆円の借金返済を毎年することになる。

500:68だ。

負担は、今の2.5倍だ



日銀が円を80兆円刷ったとすると、

円は二倍にインフレするので、


労働量は1000兆円になり、

国債歳出費は、68兆円のまま。

ただし、1500兆円の日本の預貯金の価値は半減する。

すなわり、750兆円の負担増ということになる。

この場合、労働1000兆円に対して、借金による負担増は816兆円。

1000:816だ。


次の年に、また80兆円の円を刷ったとすると、

円は1.5倍にインフレするので、

労働量は1500兆円だ。国債歳出費は68兆円。

1500兆円ある預貯金の価値が三分の一減るので、負担500兆円だ。

労働量1500兆円に対して、借金返済負担は、568兆円となる。

極端なインフレでは、借金の価値は減るので、年がたつほど、借金負担は減額する。

二年目は、

1500:568だ。


ハイパーインフレ一年目で750兆円の損をするのは、50歳以上の老人。

ハイパーインフレ二年目で500兆円の損をするのも、50歳以上の老人。

です。

若者の暮らしはたいして変わりません。物を買ってください。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る