第57話 湯上り

後輩「のぼせました……」グデー

男「うん……」グデー

後輩「お肌ぷるっぷる……すごい、ゼラチンを皮膚に貼ってるみたい」

男「もっと他の表現は思い付かなかったの……? あ、そろそろ食事の時間だよ。起きないと……ぐえー」

後輩「もー、だらしないですねぇ。ぬんっ……あ、ダメだこれ」グダー

男「畳気持ちいいー。ずっとゴロゴロしてたい」

後輩「分かります。このい草の香りが何とも……あ、先輩。頬っぺたに跡付いちゃってますよ」

男「うええ。マジかー……って、後輩ちゃんも付いてるじゃん。人の振り見て何とやらだよ」

後輩「あらら。バレましたか」

男「隠す気0だったよね……んー。そろそろ起きよっかー」グイー

後輩「はいー」グイー

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