第26話 妹とのお出かけ③
~本屋さん近くの公園~
妹「なんであんたがいるのよー!」
男「こら、妹……」
後輩「こんにちは、妹ちゃん。可愛いお洋服だね」
妹「ガルルルルルルル……」
男「それにしても奇遇だねえ。これはもう運命を通り越して偶然だよ」
後輩「偶然なんですか……いやあ、私、休日は基本的に本屋さんか図書館にいるんですよ。先輩こそ、今日はお布団を買いに行く予定ではなかったのですか?」
男「それが思いの外早く買えちゃってさ。二人で街をぶらぶらしてたんだけど……」
妹「ちょっとちょっと! なんで話しこむ空気になってるの! 後輩さんも、挨拶だけしてさっさと去りなさいよ、お兄ちゃんは私とデートしているの! 見れば分かるでしょう??」
後輩「えー。私もご一緒したいんだけど、駄目かなあ」
妹「駄目に決まってるでしょ! ほら、行くよお兄ちゃん」グイー
男「ちょっちょっ、引っ張らなくても歩けるから……こ、後輩ちゃん、またねー!」
後輩「はいはい。浮気もほどほどにー」ヒラヒラ
男「浮気じゃなーい!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます