バカにした態度をとる同僚には、トンチンカンな格言やことわざを言う
これは、奇手妙手のたぐいですが、なかなかバカにはできないやり方です。
ただし、もちろん相手を選ばないといけません。
普通、立場が上の人には使いづらいでしょう。また、相手が部下の場合は、毅然とした対応が必要な場合も多いでしょう。
表題にあるように、同僚など、立場がほぼ同等の人に使うのが一番いいと思います。
私が学習塾で教えていた時のことを例に挙げます。
<例>
Aさん「君のクラスの平均点が低いけど、これって指導力の問題ではないですか」
Bさん「なるほど、そういう考え方もあるんですか。『飛ぶ鳥跡を濁さず』って言いますからね」
(AさんとBさんは、その塾で同じ学年の違うクラスを教えている同じ教科の先生です)
Bさんからこのように言われたAさんは、たぶん面食らうでしょう。
Bさんの言ったことはなんか意味ありげですが、全然意味はありません。ただ単に相手を混乱させるために言っているだけです。
このやり方は、あらかじめ何かの諺か格言を用意しておかなければならないので、ちょっとだけ準備がいります。でも、それは、今まで聞いたことのある諺か格言を「あれにしよう」とチェックして言おうと考えておくだけです。別に難しいことは何もありません。
相手は、「どういう意味なのだろうか」と考えますが、もともと意味などないのですから、わかるわけありません。相手を混乱に落とし入れることができます。
正面から反論して口げんかになるよりずっと利口で、突進してくる相手をひらりとかわすことができます。
一風変わったやり方ですが、バカにはできません。
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