「或る猫背」
煩先生
羞恥が暮れて
育った言葉を
全て飲み干し
無垢に微笑む
錠剤を噛んで
世間に仇なす
油性ペンだけ
決して忘れず
上手に死ねば
美談と化する
その刹那すら
時期を損なう
罪悪で駆けた
裏切る昏さよ
人を辞めても
酸素が赦さず
「或る猫背」 煩先生 @wazurai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます