編集済
ハオリュウ、腹黒いところがあって、どろっとしたものを抱えている(そうならざるをえなかった)けれど、だからこそ、クーティエちゃんが必要なのかなあ、と、凄く思います。
メイシアお姉さんたちみたいな身分差解決法は難しそうだし、二人の仲ががどう着地するかはわからないけれど、ハオリュウたちもまた、天と地が手をつなぐような、運命の二人な気がします。
クーティエちゃんの、まっすぐな光が眩しい!
清らかな好き好きビームがぐっときます!
作者からの返信
李奈さん
コメントありがとうございます。
このエピソードを書きながら、ハオリュウは、クーティエに見捨てられたら終わりだな……と思いました。
もともと、クーティエは、ハオリュウのために登場したような子なのです。
ハオリュウは第一部の最終章で、辛いことをひとりで抱えたり、姉をルイフォンのもとに送ったりと、いろいろありましたので、第二部開始時に、ハオリュウの救いになるような、まっすぐに「好き好き!」と言ってくれる子がいてくれたらいいなぁ……と。
実は……、ハオリュウのほうが、彼女を好きになるかどうかは未定でした。身分とか、いろいろ面倒なことがありますし。(彼女との仲が進展する予定はなかったのです! 将来はどうでしょうねぇ? みたいな終わり方にするつもりで……)
でも、気づいたら、……あれ?
ふたりの仲の着地点、難しいですよね。
レイウェンには「決闘を申し込む資格すらない」と言われているくらいですし。
「ハオリュウたちもまた、天と地が手をつなぐような、運命の二人な気がします」とのお言葉、凄く嬉しいです!
はい。私も、このふたりもそうだな、と思っておりました!
ハオリュウは、十二歳という年齢(とてもそう見えませんが)で、ヒロインの異母弟という立場でなければ、「ダメなところに手を出して破滅する悪役」「クーティエを弄ぶ悪い男」ポジションだと思います。
そんな彼に、クーティエの好き好きビーム!
なまじ有能だけに厄介な、物凄く面倒くさい男(男、というには、ちょっと若いんですけど)ですが、なんとか彼女に頑張ってもらいます。
ハオリュウって、暗闇の純度が独特なんですが、それは彼本来の性質だけではなく、彼の生い立ちだったり、今ある彼の立場だったり、そういったものの影響がとても高いのかなと感じます。
そんな中で、クーティエの純粋さって本当に救いというか。絶対に手放しちゃいけないやつ。
ハオリュウの本気は脆さと背中合わせな感じがして、めっちゃ心配です!
そして彼の言葉の真意は?? (正座して待つ!)
作者からの返信
すなさとさん
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、ハオリュウって、独特な闇の持ち主ですね。(言われて、凄く納得しました!)
生まれたときから「周り」を切り離すことができない環境だったため、「本来の彼」がどんな人物だったのか確かなことは分からないのですが、間違いなく外的な要因が大きいと思います。
クーティエだって、「ちょっと珍しい」生い立ちのはずなのですが、純粋ですよね。
カラッとした母シャンリーの気質を受け継ぎ、人当たりはいいけれど実は怖い父レイウェンで慣れているために、ハオリュウに動じない……のかも。
はい、絶対に手放しちゃいけないやつです。しかも、クーティエのほうから寄ってきてくれたり、告白してくれたりと、ものすごい果報者なのです。どれだけ恵まれているのか、ハオリュウは分かっているんだろうか……。
ハオリュウの脆さを感じてくださり、ありがとうございます。
非常に危ういです。(レイウェンは、こうなること読んでいたと思われ……。クーティエを寄越すあたり、結局、レイウェンも甘い)
さて、ハオリュウの真意は……。
――続きます!
クーティエがハオリュウのところに来てくれて、本当によかったです……っ!(><。)
ハオリュウから本心を引き出せるのはクーティエだけでしょうからね……(><)
と思っていたら、ハオリュウ! いったい何を……っ!?(((((; ゚Д゚)))))
作者からの返信
綾束さん
コメントありがとうございます。
クーティエ、無事、ハオリュウのもとに到着!
そして、いきなり「帰れ!」と言われずに、話をすることにも成功しました!
はい、クーティエのことを尊重するハオリュウは、彼女に嘘は言いません。
(『嘘になってしまう可能性のあること』も言わないため、巨大な花束を贈っても、甘い約束のような言葉は言わない、悪い男でもあります)
嘘は言えないから、本当の気持ちを伝えます。
――が、ハオリュウは、ハオリュウですので……。凄いことを言いましたね……。
また、近況ノートへのコメントもありがとうございました。
お暇なときにお越しください。
https://kakuyomu.jp/users/NaN/news/16817330665533767535
おぁー
おっと失礼、つい変な声が出ました。
そういう結論が出ますか。まさか「天使」とは。
苦しそうにいろいろと考え込んでいるハオリュウさんの様子がしんどくて心が痛かったです。クーティエさんが駆けつけてくれたから、一件落着とりあえず一安心かなと思ってたんですが、全く安心できませんね笑
作者からの返信
花音さん
コメントありがとうございます。
そして、変な声をありがとうございます!
ありがとうございます、と言うのも、ちょっと変かもしれませんが、ハオリュウの思考は「どうしてそうなる!?」という方向に転がっているので、実に、もっともで正しい、ご感想だと思います。(だって、ねぇ……?)
〈天使〉という結論に至るところは、ちょっと……なので、さておき、ハオリュウの苦しさ、しんどさを感じ取ってくださり、ありがとうございます。
自分のためにシュアンが殺されかけていると思うと、ハオリュウは、いても立ってもいられません。
この状態のハオリュウに、クーティエはどう立ち向かう……?
――というところで、続きます!