ファンルウちゃんの絵から滲むリュイセンらしさ、そして言葉を通して見えるハオリュウの心の動き。
こういう細やかな描写、すきです。
そして、え、「健康でラッキー♪」で済まない話なの⁉ ミンウェイの健康に、何が……。
どきどき……。
あと、ちょっとしたことですが、
>見るからに偉そうな態度は、実は普段のルイフォンと大差ないのだが、他人がやると妙にむかつく。
あー、こういうの、わかるー。あるあるー。笑
作者からの返信
李奈さん
コメントありがとうございます。
私が密かにこだわっていた細かい部分、好きと言ってくださり、ありがとうございます!
ファンルゥから絵を預かったからには、そのままにしていたら、リュイセンじゃない! と思ったのです。そしたら、いかにも、リュイセンらしい感じが出ました。
(第五章で〈蝿《ムスカ》〉との戦闘に入る前に、リュイセンは「上着を脱ぎ捨て」ています。そして「絵は上着に入れていたから、無事だった」のです。ズボンのポッケだったら、血まみれでした。……という、どうでもいいところまで、こだわりました(笑))
ハオリュウは無茶苦茶、怒っていたのですが、リュイセンの誠実(というか、律儀というか、几帳面というか……)すぎる行動に気が抜けて、冷静になりました。
そして、異母姉ならどう考えるか→異母姉のためになることは、どうすることか、という感じに。
ミンウェイの健康は「ラッキー♪」よりも、凄い確率なのです。
(健康(=良いこと)なのに、それが問題、というのも、なんか変なのですが)
自分がやるのは許せるけれど、他人がやるとムカつく。
それは言っちゃあ、いけないけれど、でも、そう思うのが……(笑)
分かってくださり、ありがとうございます!
>もっとも彼らしい、『誠実さ』を残していったのだ。
この部分、おおっとなりました! なぜ裏切ったかは残さないのに、裏切ってなお感じられる『誠実さ』だけが残っていた……良きです!
>禍々しい顔で嗤いながら、自分の権力の限りを尽くした鷹刀への報復措置を、ひたすら紙に書き連ねていた
ハオリュウ怖い(笑)
あと、何か言おうとして美人だなとはぐらかすシュアンと、後ろ姿に頭を下げるミンウェイの2ショット! このシーンの情景がすごく好きです(*´▽`)
作者からの返信
星太さん
コメントありがとうございます。
リュイセンに、温かいお言葉をどうもありがとうございます!
ハオリュウも言った通り、「この状況で、なんで、残していくものがソレなんだ!」なのですが、「裏切り」なんていう、彼らしくない行動をとっても、やはり、リュイセンはリュイセンでした。
そして、ハオリュウをお褒めくださり(笑)、ありがとうございます。
人の良さそうな、ごくごく平凡な顔が、禍々しくなりました。
(どんな顔なんだろう?)
シュアンの「美人だな」は、困ったときに言う台詞になりつつあります。
(一応、本当に「美人」だとは思っているはず……。
でも、それを言うときは、褒めているわけではない気が……)
この2ショット、好きと言ってくださり、嬉しいです。私も好きです。
また、近況ノートへのコメントもありがとうございました。
お暇なときにお越しください。
https://kakuyomu.jp/users/NaN/news/16816700427414515969
さすがハオリュウ!(≧▽≦)
ことメイシアの性格を読むことについては、ルイフォンに負けませんね!(*´▽`*)
>禍々しい顔で嗤いながら、自分の権力の限りを尽くした鷹刀への報復措置を、ひたすら紙に書き連ねていた
……ハオリュウらしいと思いますけれど、怖すぎてその様子は見たくないです……(苦笑)
そして、ルイフォンは何に気づいたのか……。気になります!(><)
作者からの返信
綾束さん
コメントありがとうございます。
さすが、と言ってくださり、ありがとうございます。
何しろ、ずっと一緒に暮らしてきた「最愛の姉様」のことなので、ハオリュウは読み間違えないのです!
(たぶん、ハオリュウは、ちょっと得意げだと思います。「いくら相思相愛とはいえ、姉様とは、つい最近の付き合いのルイフォンなんかに負けるわけないでしょう?」と)
ハオリュウは、人畜無害な善人のような顔をしていますが、それは上辺だけなので(笑)。
――って、このときの顔は「禍々しい」って書いていますね。
そして、ルイフォンが気づいたことは……(当分、あとに続く!)
また、近況ノートへのコメントもありがとうございました。
お暇なときにお越しください。
https://kakuyomu.jp/users/NaN/news/16816700427414515969
6-3より。途中まで読ませて頂きました。
月ノ瀬さん。最初に、一言言わせて下さい。
やっぱりメイシア攫われたーーーーーーーーー!!!!!
ルイフォン!嫉妬してる場合じゃないよ!
リュイセン明らかに様子がおかしかっただろう!やるべきことやるだけとか言ってただろう!
分かってましたよ。リュイセンがやらかすってことは。
正直、あれだけ帰って来て欲しかったのに、「待て。まだ帰ってくるな。今は帰ってくるな。リュイセーン!」ってなってましたからね!(笑)
くううおおおおおおお!
ルイフォンとメイシアがいちゃつくだけ、この後に来るだろう展開がきつかったです。
エルファンの忠告もかなりぞわぞわしながら読んでいて、諸々色々霞んでしまいましたよ!何か色々忘れている……。
やっぱりリュイセンが攫ったよーーーーーーーーー!!!!!
……はあ。
今はリュイセンが何をやらかそうとしているのか、信じて待つしかありませんね……。
うわあ。次の章を読むのが辛い。
そして、ようやく出て来ました、ホンシュア(セレイエ)とメイシアの邂逅!
って、ライシェンがルイフォン!?え?そうなの!?
あ、でもルイフォンとライシェン使い分けていますね……。早とちりでした。
ちなみに、ルイフォンとメイシアは、やはりきちんと惹かれ合って恋人になっていましたね。
いやあ、良かった良かった。そうだとは思っていましたけどね!
目と目が合った瞬間、というのはなかなか無さそうですが、億分の一の確率くらいではあるんじゃないかと思っています(笑)。
そして、続き。ルイフォンが重症から目が覚めるという事態……。
イーレオ様……ええ。分かっています。普通ならそうですよね。
……だが、リュイセンはもう最初からメイシアを攫おうとしていたのです……(呆然)。
これは、身内への甘さからやはり判断を誤ったってことですよね。
この一族は、やはり人として優しいと私は思ってしまいます。
私だったら、絶対リュイセン怪しいって疑いまくって監視する……。
メイシアを攫われて絶望するだけでなく、取り戻すって強く宣言するルイフォンはカッコ良いです!
しかし。
エルファン様、素敵。
描写がもう素晴らし過ぎます。月ノ瀬さん、流石です。私はエルファン様にいつも虜にさせられている気がします(レイウェンにも)。
そして、悪巧みしにきたエルファン様のお顔が更に素敵です。
親子の語らい、良いですね。
これぞ私の求めていたもの。待っておりました(何かが違う)。
というより、ここまできて、ようやくこの美しい描写に癒される余裕が出てきました(動揺が酷過ぎて……)。
ああ……ハオリュウよ……。
ルイフォンに対しては感謝を、鷹刀に対しては怒りを。
この、微妙な言葉選びにきちんと反応しているあたり、やはりルイフォンは頭がよく回りますよね。凄いです。
そして。
来ましたー!
お姫様抱っこーーーーーーー!(爆笑)
エルファン様が説明してくれたリュイセンからの絵の託し方とか、受け取り方とか、結構じーんと来てたんですが、ここで全部吹っ飛びました(笑)。
でも、私も話の流れ的にこれ絶対やるなと思いました。
だって、エルファン様ですから!(力説)
ここは流石親子という感じですね。二人とも、こうと決めたら頑固(笑)。
しかも、猿轡(笑)。そこまでやるか。
しかし、……親子の触れ合いかあ。
いつか、分かる時が来るのでしょうか、これ。
……まずい。
リュイセンのことが、頭からすっぽ抜ける……。
相変わらず顕現する(と言うのも変ですが)描写が美しい……。幻想的ですね……。
エルファンとベロのやり取りは、何だかホッとします。緊急事態だからこその癒しというべきか。
そして、エルファンはやっぱり色々知っていたんですね。流石です。
その上での願いは、やはりこれしかないですよね。
しかも、セレイエの影か……。話がどんどんややこしいと言うか、大きくなってきている……。
もうこれ、ルイフォンからしたら気が気ではないし、私からしても気が気ではありませんね!
りゅいせええええええええええええんんんんん!
ベロの「出来ない」に衝撃を受けていたら、今度は新しい単語が出てきましたね!
「冥王」。ええ。大好物です(笑)。
しかし、機械というかシステムにまで悪魔の契約の制約がくるんですか?
悪魔の契約というのは、人だけではなく、システムにまで効果を及ぼすんですか?
そして、シャオリエの本来の名前……人……。
えええええ……。何かややこしくなってきましたよ。
いや、ベロがとかではなく、人の形をしていなくても、悪魔の契約の効力が発動するというあたりが……。
悪魔の契約って、一体どういう仕組みなんでしょう?
ベロから色んな物凄い秘密をがんがん聞いてきたわけですが。
取り敢えず、ケルベロスが三体揃ったらどんな力を発揮するのかが楽しみです。
セレイエは救われるのか?ライシェンとは?
どちらにせよ、真っ先にやらなきゃならないのはやはりメイシアの奪還。
リュイセンもついでに奪還して!いや、むしろまずリュイセンが一人で抱えていると思うのでぶん殴って!
セレイエの本当の目的も気になりますし、ざわざわしながら見守ります。
ミンウェイのターン。
彼女にしてみれば、もうかなり追い詰められても仕方がない状況ですよね。
自分に愛を伝えてくれた人が、裏切って、自分の父に協力してるとかどんな地獄ですか。
自分の父とのことも決着を付けられていないので、余計にきついと思います。
トドメは、自分のために裏切った。
ミンウェイにもそろそろ心を決めて、決着をつけるために動き出して欲しいところですが……酷かな……。
とか、思ってい た ら 。
流石の……シュアン……!(ぎりいっ)
うわあ……もう完璧に綺麗に凄まじい強さで背中を押しましたね。
これはもう、ミンウェイは動くしかありません。
まだ、決着付けられるかどうかは別にしても、動きますよね。
これは……やばいですよ。
リュイセン!あなた、本当に良いんか!ミンウェイ取られちゃうよ!
シュアンがここにきて、本当、カッコ良いとか……ありえない!(笑)
だが、カッコ良い。
しかも、ミンウェイも。
「緋扇さんは、また来てくださるのでしょう? だったら、別れなど惜しくありません」
とか!
何なのこの二人。もうお似合いになってきていません?
弱音もぼろっぼろ零していますもんね……。
リュイセンの立場が益々危ういものに……。
しかし、リュイセンの裏切った推測はあくまでシュアンの推測に過ぎませんが、大いに関係ありそうですね。
脅されたかどうかは分かりませんが、ミンウェイ自身については関わっているかも……。
そして、遂にメイシアのターン!
嫌だ……!やっぱりムスカ、嫌い!舐め回すように見るとか、本当に切り刻みたい。
メイシアが、ルイフォンはいない、と自覚してしまうのが凄い切ない……。
でも!
メイシアが一瞬ぐらつきましたが、それでも自分は自分とはっきり宣言した場面はとてもカッコ良かったです!
もう本当、ムスカ嫌い。本当に嫌い。どんな一面があったとしても、嫌い。これだけ嫌いになるキャラがいるのも珍しいです。
しかし、悪魔の契約。ここでも出てきましたか。
この程度と言いましたが、一体どの部分に激しく触れたのか。全てが疑わしくなってきた……。
メイシアが乱暴されましたが、結果的には動揺させることに成功しましたね。
正直、動揺は冷静さを奪いますから……。
ですが、本当にミンウェイへの執着が凄まじい。
ついでに、もう一回死んでいるから、もう生きなくても良いのよとも思ってしまう……。
メイシアの冷めた目が興味深いです。
って、あああああああああ!
セレイエの駆け落ち……。なるほど!
てか、ライシェン。そうか!
ところで、毎回毎回ムスカの視線が胸糞悪くて殴りたいです。
メイシアを見て良いのはルイフォンだけです!
しかし。
……あああ。
もう、ここまで来たらそうですよね。
ヤンイェンしかいないよな……。
でも、王が殺したんですね。せっかく神の御子が生まれたのに。
現女王と婚約したのは、やはり意図があるんですかね。
ん?摂政が怪しい?殺したのは摂政?
というか、秘密が明かされたのに、ぜんっぜん!謎が解明されていませんね!清々しいです!
色々どうなった!?というところで、再びルイフォン。
ですよねー。メイシア、頑張ってムスカを騙し通してね……としかもう言い様がない。
セレイエの記憶なんてムスカに話してたまるかい!
そんな緊迫した状況のはずなのに、描写は相変わらず美しい……。
とても穏やかな風が見えますね……。
じゃないですよ!本当!(笑)
ところで、ミンウェイがぱっと白衣を脱ぎ捨てた描写が妙にドキドキしてしまったのですが……。月ノ瀬さんの罠にはまった気がします。
しかし、ミンウェイが冷静に諭して一番の解決法を語るのに対し、ルイフォンは完全に頭に血が上っているなあと思ってしまいました。
ミンウェイの語りは確かに理想論ですが、出来るなら選びたい道であることに間違いはありません。
いじけている場合ではありませんよ!
ルイフォン……しっかり!
と思っていたら、まさかのまたこの素晴らしいタイミングでシュアーン!
何なのこの人。この前からずっと良いところをかっ攫っていきますね……。
株が上がりまくりで私はすっごい困っております。
ハオリュウの怒り方。すっごい彼らしくて、そして素晴らしかったです。好きです(笑)。紙に書くのはとても良い方法です。
そして、絵を受け取ったからこその、ハオリュウは冷静さを取り戻したのでしょうか。
しかも、逃げ道を作らないやり方で、リュイセンとの仲直りの道を作るとか。
いや、凄い。ここまでお膳立てされたら、もう頑ななルイフォンだって選ばざるを得ないでしょう。
メイシアがいなくても、メイシアの心と共に在る。
ミンウェイの「健康」が問題……?
まさか、ミンウェイも作られたクローンとか言わないよね……?
悪魔の契約関係とか言わないよね……?
駄目です。ぼろぼろ伏線取りこぼしているので、予想が狭い。
それはともかく。
取り敢えず、ミンウェイがルイフォンと喧嘩するくらい復活してくれて嬉しいです!
そして、決着をつけると言いましたね!
まだ二転三転しそうな雰囲気ですが、第二部終了までまずは見守っていきますよ!
本日はここまで!
続きが本当に気になるので、近いうちにまた読みに来たいです!
相変わらず、長い感想で申し訳ありません。
作者からの返信
和泉さん
滅茶苦茶、たくさん、お読みくださり、本当にどうもありがとうございます。
そう。前回、第六章の最終話の手前!!! だったんですよね。
和泉さんが、ずっとずっと前から予言していた……
メイシアがさらわれた――――――――!
の手前!
ずっとずっと前からおっしゃっていましたもんねぇ……。
ええ、期待通り……じゃなくて、予想通りの展開です!
ここはもう、こうにしかなりませんでした!(言い切るっ!)
あ、さらわれる手前で、やたらルイフォンとメイシアがベタベタしているのに気づかれました?
この先、離れ離れになるから、今のうちにベタベタを書いておこうと思っ……嘘です。本当だけど!
ホンシュア(セレイエ)とメイシアの邂逅。
本当は書くつもりはなかったのですが、章が増えて、幕間が必要になったから書きました。
……え? 「ようやく」って、期待されていました!?
ルイフォンとライシェン。なんか関係ありそうな、なさそうな、で秘密です。
ルイフォンとメイシアは惹かれ合ってのことです。ここは、そうでなくては!
セレイエはルイフォンの姉だけあって、弟に辛辣です。
いろいろ、もっともらしく言いながら、結構、こき下ろしています。
目と目があった瞬間。ロマンチックですよねぇ。億分の一よりも、もっと高くて良いんじゃないかなぁ。(セレイエに、ああ言わせておきながら、ははは……。いや、ほら、あの台詞はセレイエだからってだけでぇ……)
そして、新章。
イーレオは身内に甘いですよね。『人』というものが、一番、大切で、魅力的。と言っている人ですし。
でも、今回は…………。
ルイフォン、絶望したり、怒り狂っている場合ではないと、切り替えました。
今まで、いろいろあったのと、エルファンとのやり取りがあったので、まっすぐに「メイシアを取り戻す!」と。
エルファン(ついでにレイウェン)へのお言葉、ありがとうございます。
くぅぅぅっ、嬉しいです。そういうイメージで書いているけれど、ちゃんとそう書けているかは別問題ですから。
ええ、親子の語らいなんですよ。外見はあまり似ていませんが、親子なんですよ、このふたり! ほら、どことなーく似てませんか? 随分前に、ユイラン(=エルファンの正妻。でも、妻というよりは何だろ。お姉さん?)がそっくりだと証言していましたよねぇ!?
そして、来ましたよ!
お姫様抱っこ――――――!
実は、フランツがカイリをお姫様抱っこする、という話が出ていたころに、このエピソードを書いていたんですよ。うわぁぁ、ネタかぶり! と焦っていました。
けど、フランツはお姫様抱っこしなかった!
というわけで、姫の称号はルイフォンのものに! ……って、嬉しくなーい!
エルファンが知っていることは――、そうですねぇ……ええと、「今日の晩御飯はカレーだよ」と言われて、ああ、カレーなんだ、ってレベルで知っている、感じ、でしょうか。
カレーだってことは知っているんですが、たぶん、人参とか玉ねぎが入っているのも分かるんですが、実のところ、スパイスがどーの、とか、作り方がどーの、とか、詳しいことはまったく分からない。そんな感じ?(謎解説……)
〈冥王《プルート》〉は、第二部 第二章で、イーレオが口にして『契約』に引っかかっています。
「記憶≒(コンピュータの)ソフトウェア」なので、〈悪魔〉だった人の記憶を使って作られた〈ベロ〉も、『契約』に縛られています。(コンピュータウィルスに汚染されている感じで、コピーすれば、コピー先も汚染される)
#〈蝿《ムスカ》〉も、〈悪魔〉の『契約』を交わしたのは死んだオリジナルなのに、オリジナルの記憶を入れられたために、体は別物であっても『契約』に縛られているわけです。
〈ベロ〉が壮大なことを言っていますが、それは放ったらかして、メイシアを救え! です。
〈ベロ〉も後回しでいいと言ってくれましたしねー。
ミンウェイは……。
動き出さなきゃいけないのですが……。
「明るく強気なミンウェイ姉さん」は、彼女がそうなりたかった姿で、実際、そうなってきたと思うのですが、ショックすぎることがあると、彼女は前に進めなくなってしまいます。良いことではないのですが……。
で。シュアン。
リュイセンを推してくださる和泉さんには、大変、申し訳ない展開に……。すみません。
別に、抜け駆けとかはしてないんですよ。というか、リュイセンがいなくて清々する、と言いながら、鷹刀の連中は見栄っ張りで動かねー、ってことで、誰よりも先に、リュイセンに手を差し伸べようとしている、お節介です。ええ、ミンウェイのお節介が移ったんです。ミンウェイに感謝しているから、感謝を返しているだけです。
え、カッコいいです? ありがとうございます。
初登場時を思うと、出世したなぁ……。
そして、メイシア。
でも、メイシアのことよりも、〈蝿《ムスカ》〉への思いを語ってくださる和泉さん。
ここ、〈蝿《ムスカ》〉の『悪』が充分に書かれていない、と友人氏に書き直しを命じられたシーンなんですよ。和泉さんの反応からすると、書き直して、すっごく良くなったんだなー、やったー!(でも、『悪』の描写が良くなって喜ぶってのもなんだか……うーん)
セレイエの駆け落ち。そして、ライシェン。出ましたー!
先王(ヤンイェンの実の父。表向きは叔父)がライシェンを殺しました。
そして、ヤンイェンが先王を殺しました。そのあと、幽閉されました。
このシーンは、四年前に、先王が殺されたときの映像なので、断片的なイメージ? です。
摂政は出てきていませんねぇ(セレイエも顔は知っていただろうけど、やはり、初めに浮かぶ映像はヤンイェン、ということなんでしょう)。
殺したのは先王です。そこは、断片的な台詞が正しいということで。
え? 謎が解明されていません?
ほら、ライシェンが何者か、分かったじゃないですか!?
そして、ルイフォンに戻る。(メイシアのシーンは、あそこで放置して……)
ミンウェイ、白衣の下は普通の服を着ています。脱ぎ捨てる、と書くと、なんかミョーな感じ? と、思わなくもなかったのですが、「殻を脱ぎ捨てる」というからいいかー、と。
ミンウェイとルイフォンが仲良くじゃれ合っていると思ったら、喧嘩です。こういうの、すごく久しぶりに書いたと思いました。ミンウェイ、ずっと暗かったんだなぁ……。
そして、いいところに現れるのがシュアン。ミンウェイをけしかけたのはシュアンなので、この展開が読めていたのでしょう。ハオリュウの伝言もあるし、シュアン、いろいろズルいです。
それから、ハオリュウは立場上、簡単に動き回ることはできませんが、彼も大事な仲間なのです。(出番が少なくて可哀想なのですが。そして、その分、シュアンが目立つことになる)
そして、ミンウェイの「健康」。
ルイフォンが何に気づいたのかが明かされるのは、それほど先ではありません。(12月3日、10日です)
第二部も終わりに近づいてきましたが、ここから、という気もします。(だって、あと1年続く……)
この長い話にお付き合いくださり、本当にありがとうございます。感謝してもしきれません。
こちらこそ、いつも丁寧なご感想、どうもありがとうございます。
テンションの高い和泉さんのご感想、こちらもノリノリで、大変有り難く頂戴しております! 嬉しいです。