応援コメント

刹那の比翼」への応援コメント

  • 激動の第二部、一旦ここで小休止です。すっごい続きが気になりますので、近い内にまた。

    第二部前半は、いろいろなことが明らかになりつつ、その一方で新たな謎も出てきて、いろいろなことを反芻しきりでした。

    登場人物たちのそれぞれの関係性にも変化があり、ドキドキしたり、じーんとしたり、はたまたハラハラしたり……。

    私としては、王族が結構くせ者でしたね。さすが、頂点に立つだけあるね。腹黒すぎる。私のハオリュウを、虐めてくれた。ハオリュウは、出てきた当初は、ただのシスコンの弟くんかと思っていたのですが、腹黒い成長に目が離せません!

    そしてここに来て、ヘイシャオの過去が明らかに。母ミンウェイと、こういう関係だったのかと複雑な気持ちになりました。

    タオロンが愛娘ファンルゥで苦しむ姿も辛いというか、もどかしくて。
    腕輪、意外となんともないかもしれないじゃん!! とか無責任なことを思ってしまったり。
    これでリュイセンまで捕まってしまったら、どうなるの?

    ルイフォン、メイシアの脳内介入とか気にしなくていいっ。もう相思相愛なんだから、気にしない、そのまま行け!!

    一人一人語っていると、止まりません。
    はい近い内にまた、です!

    作者からの返信

    すなさとさん
    お読みくださり、本当にどうもありがとうございます!

    第二部は、「第一部で説明したら、ちょっと横道」な、あれこれが明かされるところからのスタートでした。
    (第一部の時点で、イーレオには分かっているのだけれど黙っていたような事実が中心で、それ故に、『吊し上げの獅子』なんてエピソードタイトルが……)
    少し、説明の多い始まり。ごちゃついて、すみませんでしたっ!

    登場人物たちに、ドキドキ、じーん、ハラハラと、いろいろ感じてくださり、ありがとうございます!
    この物語、SFアクション・ファンタジーとあらすじに書いてありますが、『SF』とか、『アクション』とか、『ファンタジー』よりも、『キャラクター』がメインなのではないかと思っております。(たぶん、『キャラクター』に、一番、文字数を割いているのでは、と)
    そんなわけで、登場事物たちにご注目くださるのは、非常に嬉しいです!

    王族は、いやぁぁな感じですよね。
    立場上、強く出られないこともあり、ハオリュウがひたすら耐えるような状態でした。
    ハオリュウ、成長したでしょうか!? 鷹刀の屋敷を中心に物語が展開すると、どうしても、なかなか出番の回ってこないハオリュウですが、少ない登場回数でインパクトを与えることができたなら、嬉しいです!

    ヘイシャオとミンウェイ(母)は、こんな感じ(この幕間)でした。
    イーレオが〈蝿《ムスカ》〉に対して、今ひとつ甘い態度になってしまうのは、オリジナルが、こんな人物だったためです。『敵』という感覚にはなれない、というわけなのです。

    タオロンは、すべては愛娘ファンルゥのために……。
    シャンリーの言っていた「お前の娘を助けてやる」が、ここで明かされたのですが、ルイフォンたちの手を取ることはできない……。
    ファンルゥの腕輪がネックなんですよね。(「窓からなら、脱走しても大丈夫」と考える、想像力たくましいファンルゥ。でも……、なんですよね)
    残されたリュイセンは、どうなる!?(続く!)

    はい、ルイフォンは脳内介入とか気にしている場合ではありませんでした!
    どう考えても、ルイフォンのミスです。
    すなさとさんのお言葉が届いていれば……!


    お忙しい中、この物語にお付き合いくださり、本当にどうもありがとうございます。
    温かいコメントの数々も、とても嬉しいです。
    この物語を書いてきてよかったなぁ、と、心から思います!

  • >『大切な人』を犠牲にして、未来永劫〈贄にえ〉の代わりとなるものを作り出す『技術』を編み出した
    とか、なんだかさらっと超重要そうなことが書かれている気がするのですけれど……っ!Σ( ゚Д゚)

    オリジナルヘイシャオは、本当にイーレオを尊敬していたのですね……。〈蠅〉がイーレオへの憎しみを与えられていたせいか、驚きを感じました……(*´▽`*)

    作者からの返信

    綾束さん
    コメントありがとうございます。

    はい。『大切な人』が犠牲になりました。
    さらっと書きました。しんみりになってしまうので、あえて、さらっと……。
    現在、誰も〈贄〉にならずにすんでいるのは、その人のおかげです。
    (詳しくは近況ノートで)

    〈蝿《ムスカ》〉は、「オリジナルは、ミンウェイ(娘)への虐待を知ったイーレオに殺された」と、ホンシュアに嘘を教えられていたので、イーレオを憎んでおりました。
    (本人の意識としては「虐待なんかしていない! 心外だ!」だったので。(←虐待しています!)
     それに加えて、「ミンウェイ(母)を生き返らせることができなくなったのは、イーレオが娘に記憶を残すよう説得してくれなかったから。まるで取り合ってくれなかったのは、あまりにも酷い」と逆恨みしています)

    ただ、現在の〈蝿《ムスカ》〉も、やはり心の底ではイーレオのことは敬愛していて、ルイフォンに向かって「『話し合い』はできない。『殺し合い』しかない」と言ったときに、一度だけイーレオのことを「お義父さん」と呼んでいます。(『万華鏡の星の巡りに-1』のラストです)
    そして、もう戻ることはできないと分かっているからこそ、〈蝿《ムスカ》〉は容赦なくルイフォンたちに向かっていったのでした。(そう考えると「捕まえる」前提のルイフォンたちは、かなり不利でした。だから、負けちゃいました)

    また、近況ノートへのコメントもありがとうございました。
    お暇なときにお越しください。
    https://kakuyomu.jp/users/NaN/news/16816452219056481328


  • 編集済

    エピソードを全て読んだあと、あらためてタイトルの『刹那の比翼』が、しみました。

    子供のころのかわいいエピソードも、その後のふたりを思うと、せつないです。
    悪魔であることを選んだときも。
    ミンウェイの願いも。

    「事実」として知っていた出来事の裏にも、これだけの思いが積み重なっていたのだなあ……。

    作者からの返信

    眞実さん
    コメントありがとうございます。

    エピソードタイトルに注目してくださり、ありがとうございます。
    たいていは、「なんか、ちがーう」と思いながら、エピソードタイトルをつけているのですが、今回のエピソードは「これだ!!」と思いました。

    本編で暴れまくっている〈蝿《ムスカ》〉を思うと、なんとも複雑な気分のエピソードですよね。
    (このエピソードの「ヘイシャオ」はオリジナル。現在の〈蝿《ムスカ》〉は「蘇らせたもの」。だから、厳密には同じ人ではないのですが、同じ記憶だし……)

    どうすることもできなかった……んですよね。
    ミンウェイ(母)は、あとに残されるヘイシャオのことを考えれば、言っちゃいけないことと思いつつ、でも……。
    たぶん、彼女のひとことが、この先を決めたのだと思いますが……でも……。

    過去はもう変えられません……。
    ヘイシャオ(オリジナル)も、ミンウェイ(母)も既に亡くなっています。
    だから、今、暴れている〈蝿《ムスカ》〉との決着をどうするか。この先は、ルイフォンたちになんとかしてもらいます。
    ――というか、頑張れ主人公……。
    (でも、次章の第一話のエピソードタイトルは『屈辱の敗走』。頑張れそうもなさそうなタイトル)