うわあ……
『もの』って、なんだろう!
一気に引き込まれます!
ホンシュアの態度、好感度とは別の世界の、
妙に惹き付けられるというか、独特の引力がありました。
娘ミンウェイの姿、ああ、そういうふうにとらえるか、でも、彼からしたらそうだよなあ、と妙に納得したり。
質問のしかた、そういえば、おつとめしていたとき、「伺いたいことが二点あります、今お時間よろしいですか」とか、やっていたなあと(そして一点にいろいろつめこんだり)思い出したり。
など思いながら読んでいたけれども、ぐいぐい重要なシーンがでてきて、すんごくわくわくします!
作者からの返信
眞実さん
コメントありがとうございます。
『もの』――やっと、出てきました。
これを作ってもらうために、「死んだ天才医師」が生き返る羽目になりました。
『もの』の話が出てくるまでが、長かったです……。すみません……。
ホンシュアの態度、ちゃんとしていたでしょうか?
「ちゃんとしている」というのも、変なのですが、彼女の登場シーンって、印象がまちまちだと思うのです。
一番初めは、メイシアに向かって、「凶賊に助けを求めればいいのよ」と妖しくそそのかす「偽物の仕立て屋」。
次は、「パパが、チョコくれると言っていたのに、くれなかった!」のファンルゥ(覚えてらっしゃるでしょうか。タオロンの娘です)が、「素敵な〈天使〉」として、ルイフォンたちに紹介しました。
今は、無茶苦茶、「怪しい女」です。
「天才」〈蝿(ムスカ)〉に主導権を握られないよう、腹のさぐりあいっぽいような……。
「独特の引力」ありました? 嬉しいです。
「なんか、凄い」がないと、〈蝿(ムスカ)〉に負けちゃうので、ホンシュアは頑張っていました。
質問の仕方、眞実さん、実践されていたのですね! 凄い!
(私は聞いただけ……)
どの作品だったか忘れてしまって申し訳ないのですが、確か、作中で誰かがこれをやっていましたよね(凛子ちゃんだっけ……? うーん、違うかも)。
重要なシーンがぐいぐいです。
(ぐいぐい来すぎて、ややこしいと思います。ごめんなさい……)
次回も、いきなり、ぐいっと行きます。
ホンシュアの最期と、〈蠅〉の謎が同時に……!Σ( ゚Д゚)
ずっと、引っかかっていたんですよ。ホンシュアはすごく重要人物なのに、亡くなったことがすごくあっさり流されていたなぁ、と……(><)
それは、ここで語られるためだったのですね!( ゚Д゚)
いろいろ気になることばかり明かされていますが、ラストの『もの』がやっぱり一番気になります!(><)
ヘイシャオの能力が必要だったということは、やっぱり……? とか、いろいろ想像が膨らみます!(≧▽≦)
作者からの返信
綾束さん
コメントありがとうございます。
いきなり重要な話になりました!
……でも、ここで語るために、ホンシュアの最期を詳しく書かなかったのではなくて、「書いちゃったら、いろいろ、台無しだから」、今まで「書けなかった」のです。
種明かしみたいなエピソードなので……。
〈蝿(ムスカ)〉の潜伏場所が見つかって、いよいよ、突入!
(でも、どうやって突入すればいいのか、名案が浮かんでない!)
――という段階になったので、やっと〈蝿(ムスカ)〉の事情を出せるようになった、というわけでした。
ラストの『もの』。やっと出せました!(まだ、出ていませんが)
これを作ってもらうために、ホンシュアは、死んだヘイシャオを生き返らせました!
(「生き返らせた」で、正しいのかなぁ。新しく作っているんですよね)
え? 「やっぱり……?」ですか?
なんか、バレている? どきどき、どきどき……。
また、近況ノートへのコメントもありがとうございました。
お暇なときにお越しください。
https://kakuyomu.jp/users/NaN/news/1177354054922789600
血族結婚を繰り返して血が濃くなり過ぎると、精神的/体格的障害を持つ子が頻繁に生まれる、ということであれば、「鷹刀ヘイシャオ」だった頃の〈蝿〉が娘であるミンウェイに異常な執着を持ったとしても不思議はないなあ、と思いつつ……
「奥さんのクローンの肉体もキープしてたんかい!」
と思わずツッコミを入れました。ゴメンナサイ、でも、ヘイシャオ、我儘なのはキミだよ。
彼が言う「ミンウェイへの冒頭」も、結局は「清楚で可憐な、慎ましやかな少女」「儚げな瞳に彼だけを映し出す、純粋無垢な」妻の面影からかけ離れてしまった娘に対しての怒りなんだろうなあ、と思いつつ……
「それって、キミという鳥籠から放たれて、美しく花開いた娘に対する『冒涜』やん!」
とまたまたツッコミを入れてしまいました。
自分のクローンの身体に、かつての自分の記憶だけを入れられた。果たして、それは本当の自分だと言えるのか――という哲学的な疑問も生じた、読み応えのあるエピソードでした♡
作者からの返信
由海さん
コメントありがとうございます。
〈蝿(ムスカ)〉=ヘイシャオの異常な執着は…………。
…………(あんまり、語りたくないから、沈黙。だって、異常だもん……)。
〉「奥さんのクローンの肉体もキープしてたんかい!」
ツッコまれてしまいました! 仕方ないですね!
彼の弁護……は、したくないですが、一応、事実の確認だけ……。
〈蝿(ムスカ)〉の記憶では、「年齢を重ねた妻」の肉体も、「年齢を重ねた自分」の肉体も作った覚えがありません。
つまり、『〈蝿(ムスカ)〉の記憶が保存された時点』から、『オリジナルが死ぬまで』の間に、オリジナルがこのふたつの肉体を作った、ということになります。
なので、妻が亡くなってすぐに妻の肉体を作って、ずっと大事に、ウットリと眺めていた……ということはありません。
(たぶん……)
そして、まさに、由海さんのおっしゃる通り、
〉「それって、キミという鳥籠から放たれて、美しく花開いた娘に対する『冒涜』やん!」
なのです!
よくぞ、言ってくださいました!
自分のクローンに、自分の記憶を入れたら、それは「自分」なのか。
ヘイシャオはそう信じたけれど、妻はそう信じなかったので、記憶を残すことを拒否して亡くなりました。
ぱっと質問されれば、「本当の自分なわけないでしょ!」と言えますが、もしも、大切な人が確実に死んでしまうと分かっているときに訊かれたら……?
……考えたくないです……。(作中に出しているくせに……)