「許すとか認めるではなく、納得する」――本文の言葉が重みをもち、伝わってきました。現実の世界でも、そういうことってよくありますね。どうしようもないこと、考えても仕方ないことに結論を求めてぐるぐるしてしまうような状況……(でもメイシアのように『論じない』という手もありだなぁと、すごく共感しました)
次回は<蠅(ムスカ)>のことが明される……!?
どんなお話が語られるのか、楽しみに待ってます!
作者からの返信
冷世さん
コメントありがとうございます。
はい。どうしようもないこと、ってあると思うのです。
そういうことに、勝ち負け(?)みたいな形で、「こうである」と決着、結論を出すのは違うんじゃないかな……と。勿論、場合によりますけど。
リュイセンとユイランの場合、シャンリーが求めたような「許し」で決着をつけたら、結局のところ、ふたりは今と変わらない、「互いに不干渉」状態じゃないかと思ったのです。
それで、メイシアにああ言ってもらいました。
そして(ついでに)、曖昧なまま語られていなかった、ルイフォンとメイシアの間で意見が異なる「メイシアの父の死」についての、その後の決着(?)に触れてみました。
この展開、投げっぱなしといいますか、それでいいんかい、というところがあるので、受け入れていただけるか心配でした。なので、好意的なお言葉、凄く嬉しいです!
次回、やっと〈蝿(ムスカ)〉のことが語られます。
もう、先延ばしにしません。なんか、凄い回り道をしてきた気がします。すみません。
楽しみと言ってくださり、ありがとうございます!
「納得」して、未来を向く。
ここで、すぱんとかんたんに仲良くなったりするのではなく、「納得」というかたちを取ったふたりの姿が、奥行きがあって、素敵です(*´ω`*)
そうですね。いろいろ、大変だったのですね……。
メイシアの、ここぞ! なところで決めたかと思うと、ぽろん、とピュアな顔を見せるところ、かわいいです♪
ルイフォン、たまらんよねぇ……(///∇///)
作者からの返信
眞実さん
コメントありがとうございます。
すぱんと行かない決着の付け方で、私としては「これしかない」と思っても、読んでくださる方には「もやぁ」だと思っていたこのエピソードで、「奥行き」「素敵」と言っていただけるなんて……!
どうもありがとうございます!
いろいろ、大変だったのです……。
ユイランの「大変」の一端は、そのうち本編でちらりと出る、かな……。
(ユイランが中心のエピソードではないので、それが「大変」エピソードには見えないかも)
メイシア、ヒロインらしさを見せてくれました。
(よかった。メイシアの出番、あったー。と、書きながら思っていました)
あのシーン、可愛いと言ってくださりありがとうございます。
メイシアなら、ああなるかなーと。
ルイフォンは果報者です。
(出番ないけど! 主人公なのに、もう数ヶ月、姿を見てないけど!)
シャンリーさんは、非情になり切れなさそうな雰囲気がします(*´▽`*)
タイプは違いますが、ミンシアと通じるところがありそうな……?(気のせいだったらすみません)
セレイエさん、キリファさんの娘ということは、ルイフォンの父親違いのお姉さん……っ!?Σ( ゚Д゚)
なんだか、超重要そうな人物がさらっと出てきた気がするんですけれども……っ!(((((; ゚Д゚)))))
この対話の中で流れを変えられるメイシアは、やっぱりヒロインの面目躍如ですね!(≧▽≦)
和解はしないけれども、理解と対話はする……。
ある意味、「デヴァイン・シンフォニア」らしい展開だな、と思います(*´▽`*)
作者からの返信
綾束さん
コメントありがとうございます。
今回のエピソード、誰が誰に話すかで、少しずつ変わってきそうな話でした。
だから、しっくりこない部分があると思います。すみませんっ。
ほわーんと曖昧な部分は、ずっとずっと先なのですが補足の幕間で書いておきました(実は執筆済み)。本編でも、エルファンを中心としたエピソードがあるので、あっちこっちから語られて、そうしているうちに、やっと見えてくる……と思います。
はい。セレイエは、ルイフォンの異父姉です。
彼女は、ルイフォンにとっても、リュイセンにとっても、お姉さんなのです。
(ただし、リュイセンは忘れてしまうくらい、あまり縁がなかったのですが)
実は、リュイセンが語り手となっている、幕間『青空の絆』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/1177354054884322415)でも、セレイエの存在は、さらっと出てきていました。
本当に、誰にも気づかれないくらいに、さらっと一文だけ(笑)。
(ルイフォンの母親が死んだ。
奴と一緒に暮らしていた、奴の異父姉――かつ、俺の異母姉である姉は、既に家を出ていたから、奴はひとりきりになった。 ←これだけ。普通は気づかない!)
これを覚えている人がいたら、凄いと思います(笑)。
ユイランとリュイセン母子の決着は、こうなりました。
『デヴァイン・シンフォニア』らしいと言っていただけて、本当に嬉しいです。
この決着は、どうしても、この形にしたかったのでした。
どちらが悪いわけでもない、だから和解というのは違う。でも、まったく分かりあえないなんてことはないはず。
綾束さんのお言葉、まさに欲しかった言葉です。どうもありがとうございました!
また、近況ノートへのコメントもありがとうございました。
お暇なときにお越しください。
https://kakuyomu.jp/users/NaN/news/1177354054891024516
局地的に地震を起こすに爆笑。
リュイセンに、まさかのそんな能力が!(違)
そして、シャンリーさんの言うことが最も過ぎて笑いました。
確かにリュイセンって、戦闘の時物凄くカッコ良いし強いのに、普段はそんな感じしませんよね(笑)。
確かに隙だらけですが、でも殺気が飛んで来たらすぐさま反応しそうです。
やっぱりリュイセンはカッコ良いなあ(自己完結)。
それに、やっぱりメイシアのことを気遣う彼が優しくて好きです。
ユイランとの関係も、少しは改善されると良いなあ。多分、誤解なんじゃ……。
しかも、イーレオ様がやはり素敵です。
魅惑の低温ボイスだけではなく、性格も素敵ですよね。
彼が束ねるこの家族の未来が幸せに満ちていることを願いたいです。
いよいよユイランに会える!真相!カモン!
……の前に、兄弟の語らい。
やっぱりレイウェン、想像と違っていたのにこの底なしの色香が凄まじすぎる……っ。
この一族、本当に麗しすぎませんか!
いつか、親子全員揃った場面に立ち会ってみたいです。
それに、この一族って全員色々考えている上に優しいですよね。
ミンウェイって、そう、考えてみれば暗殺者として乗り込んできたわけですよね。
その彼女のために居場所を作ってあげるって、家族全員で出て行くって、よほどの度量が無ければ出来ないと思いますし。
まあ、それ以外にも色々理由はありそうですが。
そして、一族や悪魔の深い闇が少しだけ明らかになりましたね。
そう、気になっていたのですよね。
昔は、近親婚とか、血の濃さを求めて繰り返されている一族とかもありましたが。
血が濃ければ濃いほど、命が危険だし、無事に生まれてくるとも育つとも限らない。死ぬ確率が高くなると。
案の定、育たなかった兄弟たちがいたんですね……。
しかし、ムスカがミンウェイに妙に執着しているのは、救えなかった妻の代わりにしているからですか……っ。
ミンウェイの立場が辛すぎる……!
娘としてさえ見られないって……。
その上、まだミンウェイ狙っているし、将来本気で妻の妻(?)にしちゃいそうですよね。
私としては、ムスカの立場や、やったことは絶対許せないですね。
まだ彼の計画は終わっていないし、恐ろしすぎる。
リュイセン、頑張って!
でも、ユイランさんとそこまで近しい間柄だとは思いませんでした。
ムスカ……嫌だ。もうあれ、本当に苦手で嫌いなんですよね……ミンウェイのことがあってから。
ミンウェイのことが無くても、駄目でしたけど。
いくら昔は違ったとしても、受け入れられる日は来ない気がします……。
そして、ユイラン様遂に登場!
……実をいうとですね。
最初、メイシアが何で驚いているのか分かりませんでした。
みんなから、「おばあちゃん、おばあちゃん」言われているので、上品な老貴婦人を想像していたのですよね。
でも、考えていればエルファンの妻なのだから、みんな若い人想像しますよね!
メイシアとユイランの会話で、「あ、なるほど!」って納得してしまいました(笑)。
ところで、メイシアの服って、結婚衣装のことですか?(笑)
いやあ、そして!
女王のこともようやく出てきました。
創世神話に繋がりますか?
そして、ユイランとキリファはどんな関係なのだろうと思っていたのですが……。
思った以上にユイランや一族の過去の闇が、……いや、少しは想像していたんですが。
でも、やっぱり文字として書かれると破壊力が……。
ユイランにとって、キリファは娘みたいで、エルファンと彼女の関係を嬉しく思っていたんですね。
何かこれを見ると、ユイランはエルファンのことも夫というよりは、家族としての括りで見ていた感じがしますね。
ところで、エルファンが昔ルイフォンみたいだったとか!
何とー!想像出来ない!
えー!エルファン、凄い!どんな転身ですか!
とか色々興奮していたのに。
リュイセンの生まれた理由が、重すぎる……っ。
しかも、リュイセン以外は生き残れなかったって。
キリファと不仲と言われていた理由も、彼女や娘のためって。
ただ、いくらそういった事情があったとしても、今までリュイセンが受けてきた、感じてきたものが消えるわけでもなく……。
でも、ここでまたメイシアが光りますね!
許す、でも、認める、でもなく、「納得」。
彼女らしい言葉だと思いました。むしろ、彼女でないと出てこない言葉ですね。
おかげで、リュイセンもようやく一歩、本当に一歩未来へ進むキッカケになった気がします。
リュイセンがユイランと「未来」について語れるのが嬉しいです。
彼は本当に大変ですが、ミンウェイを幸せにするため、頑張って欲しいです。優しい彼だからこそ、何とか報われて欲しい!
正直、読んでいる時は衝撃が強すぎて、なかなか言葉にならなかったりしているので。
もう文章が滅茶苦茶な気がしますが、根性で読んで頂けたらと思います(?)。
この後に紡がれる真相も楽しみにしています!
もう、第二部の一章でこれって、二章以降はどうなってしまうのだろう。わくわくします。
誤字報告です。
5、「薄雲を透かした~」の2
レイウェンの、「あれもミンウェイに対する暗示というのかな、彼女がはここに居ていいのだ」
彼女「がは」になっています。
作者からの返信
和泉さん
たくさんのコメント、どうもありがとうございます。
リュイセンは、地震を起こすという特殊能力がありました。
それというのも、彼の正体はナマズだったからです(嘘です)。
リュイセンは、兄と義姉に鍛えられて大きくなりました。
兄=アメ、義姉=ムチ であったと思われます。
カッコよいとのお言葉、ありがとうございます。
なんのかんの言って、人がいいんですよね。
(初登場時も、「貴族の娘なんて見捨てるべきだと思うが……」などと言いながら、きっちり助けたし)
ユイランとの関係、誤解だったでしょうか……?
(あの関係は、なんと言ったらいいんでしょう)
出てこないのに、イーレオが褒められている!?
今回の仕掛け人(?)は、間違いなくイーレオなんですが。
リュイセンは「よもぎあんパン」を忘れたことにされているし。
ユイランには、「そーゆーことで、あいつらに必要な情報を話しておいてくれ」で済ませたはず。
……けど確かに、大胆に舵を切ることができて、あとは皆を信じるというのは、凄いのかも。
そして、なかなかユイランに会えない! 真相、どこ行った!?
構成上、先にレイウェンとリュイセンに喋ってもらいたかったんですよ。
そうしないと、リュイセンが立ち聞きするフラグが立たないので。(メタ的)
レイウェンは、一族で一番、よくできた人だと思います。
彼のことは、なんといえばいいんでしょうか。
ずーっと先の幕間(第三章のあと)で子供時代を書いたのですが、そこで語られる……かな……。(あまりも先なので、大きな声で言えない)
全員揃ったら、同じ顔が多過ぎて怖い気がします……(笑)。
そして、一族全員、優しいと言うより「お人好し」です。まぁ、身内に対してだから、かもしれませんが。
それから、考えを巡らせることが、みんな大好き(リュイセンを除く)。
レイウェンたちが屋敷を出た事情は、人によって少しずつ微妙に違う、かつ、理由はひとつだけではない、という感じでしょうか。
(先ほど書いた、レイウェンの子供時代エピソードまでいけば、だいたいのことが、なんとなく分かる、はず……)
そして、育たなかった兄弟たちがいました。
当たり前といえば、そうなのですが、今まで書いていなかったことなので、ちょっと後出しっぽかったかな(と、反省)。
レイウェンやシャンリーは、幼い頃に、育たなかった兄弟を見ているので、そのへんが性格に影響しています。
〈蝿(ムスカ)〉の執着は、もう……(略)。
あ、なるほど、「お婆ちゃん」が先にイメージされていると、メイシアの驚きが分かりませんでしたか。そうかぁ。(ちょっと反省)。
エルファンの妻で、ルイフォンの母キリファの「ライバル」(←ここ、ここ!)。
メイシアとしては、「キリファと火花を散らした相手」というイメージが強かったので、「お母さん」世代だと思っていたら、「お婆ちゃん」だった、というわけでした。
メイシアの服。さて~?
そして、女王が出てきましたよ!
創世神話も、繋がっているはず!(たぶん)
ユイランにとって、キリファは、「可愛くて仕方ない、新しく家に来た子」です。
キリファにしてみれば、(ライバルとして)まったく相手にされていなかったので、そのあたり、余計、ムカッと来ていたと思われます。
(ライバルとしては相手にしていないのに、家族としてやたらかまって可愛がろうとしたのも、ムカッの一因)
あ、そうです。ユイランにとって、エルファンは夫というよりも家族です。
エルファンとルイフォン、結構、似ていると思うのです。
ふたりとも、理屈で相手を従わせるのが好きなあたりが(笑)。
結局ボツにした原稿に、会議中にふたりが言い負かせ合う、というシーンがありまして。あれはちょっと怖かったです。
そして、リュイセンが生まれた理由は重すぎます……。
リュイセン以外の人にとって、良かれ、と思った道なのですが、リュイセンが……です。
ユイランもそれは分かっているために、ひたすら悪ぶるわけで、それが更にリュイセンとの仲をこじれさせていたという。
(エルファンが責められていない気がするんですが、たぶん、ユイランが主導でいろいろ決めてしまったからと思われます。おそらく、自分ひとりが悪く思われるようにと)
そして、このこじれた母子の決着は、メイシアの活躍で良い形に……。
(と、書いてしまいますが、投稿前は「これで、読んだ人は納得できるのか!?」と、かなりドキドキでした。だって、モヤッとしませんか。でも、これしかないと思って、押し切って書きました)
衝撃、大きかったのでしょうか。(ドキドキ。そう言われて、かなり嬉しい)
相変わらずの、ぶっとんだ『デヴァイン・シンフォニア』の世界で、「ついていけん」と言われないかと、いつもこわごわ投稿しております。
このコメントの文章、すっと読めますよ! むしろ、こちらの返信のほうが、ドキドキで落ち着かなくてメチャクチャだと思います。
そして、第二章では、とある伏線が回収され、驚きの新事実が明らかになります。
第三章は、第二章の補足と、ちょっと横道ながら、予想外のエピソードが。
第四章は、いよいよ、ってところの準備で、現在書いている第五章は「いよいよ」のところです。
さて、このうち、どこまでが本当でしょうか?
(というより、この書き方なら、どんな展開が来ても、「正しい」予告な気がする(笑))
誤字報告ありがとうございます!
速攻直しました!
これ、いかにも、「推敲したら、消し忘れちゃった」というタイプの誤字ですねぇ。
よくあるのです。まずいな、もっと出てきそう……。
また、近況ノートへのコメントもありがとうございました。
お暇なときにお越しください。
https://kakuyomu.jp/users/NaN/news/1177354054891024516