応援コメント

4.窓辺に吹く風-2」への応援コメント


  • 編集済

    緊張感漂う言葉の攻防に魅せられる章でした。

    ミンウェイは格好いい女性ですね。何人もの男達を前にしても物怖じせず、むしろ彼らを巧みに煙に巻くやり口が鮮やかで、さすが鷹刀派を背負う女性だけのことはあると思いました。
    シュアンもかなり策士でしたね。見た目や言動から狡猾さが滲み出ており、ミンウェイとの色を交えた腹の探り合いは読みながらドキドキしてしまいました。
    ハオリュウも肝の座った少年のようで、エルファンと対等に交渉したり、殺戮の現場を見ても臆さなかったり、芯の強さがメイシアとよく似ているなと思いました。

    登場人物は増えていますが、どのキャラクターも造形が深いために薄まらず、一人一人が存在感を放っていますね。交錯する思惑がどのような決着を見るのか、続きも楽しみに読ませていただきます。

    作者からの返信

    瑞樹さん
    お読みくださり、コメントまで、本当にありがとうございます。

    この章は、今まで存在だけは示されていたメイシアの異母弟ハオリュウや、次期総帥エルファンなどが登場し、賑やかになってきた章だったと思います。
    人数が増えてきて、ややこしく混乱してしまいそうな場面だと思いますので、ひとりひとりが存在感を放っているというお言葉、とても嬉しいです。

    ミンウェイをお褒めくださり、ありがとうございます。彼女は責任感が強く、一族を守ろうと毅然とした態度で向かっていきました。相手がまともな警察隊員ではないのは分かっていて、指揮官とのやり取りも、ほぼ茶番なわけですが、「鷹刀の姿勢は、こうだ!」と。また、彼女の姿勢によって、不本意に屋敷を蹂躙されることに怒りを覚えている身内に「今は抑えて」と暗黙のうちに告げたのでした。

    シュアンは、折れ曲がった正義漢で、どちらかと言えば悪党の類ですが、腐った指揮官とは違います。ミンウェイとのやり取りは演技めいていますが、まるきりの嘘というわけでもなく。
    苦労して書いた部分なので、ドキドキしてくださり、ありがとうございます。

    ハオリュウは、「メイシアの異母弟」であれば、「天使のような美少年」が期待されるところを「十人並の容姿」でした。けれど、内面は似ているという部分、読み取ってくださり、ありがとうございます。普通なのは外見だけで、「年少ながらも、なかなかの曲者」を目指しました。

    まだまだ長く続く物語。今回スポットの当たった、ミンウェイ、シュアン、ハオリュウ、エルファンの「現在」は、この時点とは、劇的に変わっております。(特に、○○)
    そこまでお見せしたいですが、本当に長い物語ですので、無理のない範囲でお付き合いくだされば幸いです。
    お読みくださり、本当にどうもありがとうございます!

  • あ~~~~~!もうすでに続きが気になるぅぅ!
    第四章読み終えてしまった…え、また明日来てもいいですか。(真顔)

    敵キャラが利害の一致orほだされたからという理由で協力するのが三度のケーキよりも好きな宿理です。
    ハオリュウ君めちゃめちゃ強かなんだよなぁ!イーレオ様が好きそうってエルファンさんは言いましたがイーレオ様はメイシア、エルファンさんはハオリュウ君。というイメージがなんとなくついてしまいました。(個人の感想です)
    凶賊の世界へ足を踏み入れてしまったハオリュウ君。もっと動揺しても無理はないのですが強いなぁ~宿理は強い人は無条件で好きになっちゃうんだよな~(お前のストライクゾーンはもっと広いだろ)
    もうすでに完全無欠の布陣って感じがすごいですが、やっと来た!
    やっと来たしここから始まるというところで宿理は寝ないといけないのかぐぬぬ…!
    楽しかったです。あっという間でした……
    近いうちにまたお邪魔します!(宿理の近いはほんとに近いですよ)
    ではでは~また~

    作者からの返信

    宿理さん
    コメントありがとうございます。

    第四章読破、本当にありがとうございます。
    ――え、でも、全然、事件の途中だって……?
    …………すみません。
    実はですね、第四章を投稿していたころは、「ひとつの章は、4節が丁度いいな! だって、起承転結、っていうじゃん?」と思っておりました。だから、第一章から第四章までは、実は、4節なのです。
    で、「じゃあ、第四章が警察隊突入編前半『動乱の居城より』で、第五章が後半『騒乱の居城から』で、主人公が屋敷に到着する前と後、って、いい感じじゃん?」と思っておりました。
    つまり、本当は、第四章と第五章で、ひとつ。

    ……しかし、です。
    そんな、きっちり計画通りに行くわけがありません。
    というわけで、第五章は3節まで。この時点で、4節ルールは諦めました。

    そして、実は第六章と第七章は「ちょっと、長めの一つの章」にしようと思っていたのですが、あんまりにも長いので分割しました。内容で分けたために、第六章がやたらと短く、第七章が長めです。
    …………自由気ままっていいな!(ヤケ)

    前置きが長くなりました。すみません。

    敵キャラが協力し合う図! いいですよね! 私も大好きです。
    ハオリュウは、今のところ、全登場キャラの中で最年少(だったはず)なので、周りに喰われないよう、めちゃくちゃ頑張っております。(って、作者が?)
    イーレオがメイシアを気に入り、エルファンがハオリュウを気に入るという構図。実は、私もイメージしておりました。(とはいえ、ルイフォン(主人公!!)が帰ってくると、中心となるキャラが変わってくるので、あまりスポットが当たらなく……。基本的にエルファンは裏方なので)
    ハオリュウは強いですよー。「戦闘力0」なんですけど。
    気に入ってくださり、ありがとうございます!
    (いえね、普通、「年少キャラ」って、そんなに人気が出ない気がするんですよー)

    さて。なんか、強い味方しかいない感じになってきました。
    敵さん、大丈夫でしょうか。
    そして、やっと、主人公たちの登場です。……長かったです。すみません。

    まるまる一章お読みくださり、返事の手が止まらなくなるような嬉しいコメントをたくさん、どうもありがとうございます。
    拙作にお付き合いくださり、本当に嬉しいです。
    私も、読み直して、「あー、こんなふうに書いたんだっけー」などと思ったり、充実した時間でした。
    (すみません。この頃と今と、結構、違う…………。5年くらい前なのか!?)

    無理のないように、お付き合いくだされば幸いです。

  • ハオリュウさんはやはり姉弟故だからでしょうか、何だか似た雰囲気を感じます。窮地でも諦めずに頭を回転させ続ける姿勢や、その芯の通った強い瞳など。
    この姉弟好きです。

    作者からの返信

    花音さん
    コメントありがとうございます。

    メイシアとハオリュウ、似ていますか!?
    このふたり、『外見』は、まったく似ていない異母姉弟なのです。
    メイシアは「美少女」で、ハオリュウは「十人並み」。
    メイシアの異母弟と聞けば、「可愛らしい感じの美少年」を想像して、本人を見てビックリ(ガックリ?)という感じです。

    でも、『内面』は、ちゃんと姉弟――という部分。感じ取ってくださったのですね。
    嬉しいです! どうもありがとうございます!
    しかも、いいところを挙げて、褒めてくださって!!(やった!)
    好きとのお言葉、ありがとうございます!

  • こんにちは!和泉ユウキです。
    続きが読みにこれました!楽しみでわくわくしておりましたよ……1

    この第四部も、一気に読ませて頂きました。
    もう、この手に汗を握りながらドキドキハラハラ、そして先が楽しみになる話は堪らないです。

    まず、幕間の七つの大罪ー!
    私の好きなやつが来ました!
    しかも、「新」!楽しすぎます……!いやあ、まさかここで大罪がくるとは……。
    時々忘れそうになるのですが、やっぱりここは現代なんだなと思い知らされます(笑)。

    そして、本編。
    やっぱりミンウェイがカッコ良い……!
    この、妖しくも目を奪われてしまうほどの絶世の美女……私も見られたい(リヴェルの変態が移ったか?)。
    リュイセンが惚れるのも分かります。

    ミンウェイとシュアンのやり取りが面白かったです。
    シュアンのやり方は、外道だが正しい……!
    そして、ミンウェイさんが流石……!
    シュアンも色々ありそうですね。もっと彼を知りたい……!
    いつも思いますが、こういう緊迫感あるやり取りが本当にお上手です。

    だがシュアン!双丘の狭間とか、けしからん!変態!逮捕したい!

    ……そんな阿呆な感想が過ぎったのも、事実です(ごめんなさい)。

    あと、リュイセンさん。
    一応六十五歳だから、高齢……うん、高齢です。
    ただ、イーレオさんは何というか、うん。とっても素敵なダンディでいかさまかと思うくらい魅力的な男性なのです。
    ただそれだけです。

    メイシアが本当に強いですね……!話が進んでいくごとに、物凄い速度で成長している気もします。
    前回の戦闘でも、人質取って刃振り下ろしたり、何と言うか、腹の据わり方が違います。好きです。
    それに、ルイフォンも弱いと言いますが、強いですよね。
    頭は回るし、肝も据わっている。確かに戦闘力は弱い方なのでしょうが、大事な強さは持っている感じで応援したくなります。
    それから、ケルベロス、可愛いですね!(?)
    この名づけ方がすっごい好きです。

    そして、ハオリュウ。
    え、予想外にしたたか……!
    しかも頭の回転が速い。流石メイシアの異母弟……!
    女性への配慮も素晴らしい!
    予想と違う人物で、良い意味で裏切られました。

    あと、エルファンさん、素敵過ぎませんか……!
    二刀!二刀か!この、どこまでもツボを突いてきおって……!
    ぞくぞくしました。シュアンをあっさりいなすあたり、本当に次期総帥!
    格の違いを見せつけられました。惚れました。好き……。
    この場面を見ると、やっぱりミンウェイさんもまだまだなのかも、と思ってしまいます。
    あんなにカッコ良くて素敵な女性なのに、エルファンが上回るほど素敵……。

    しかし、このお話に出てくる登場人物、皆様凄すぎませんか。
    あちこち心が揺れ動きます(笑)。

    第四章もあっという間でした!
    続き、楽しみにしています!いよいよ主人公達が乗り込むわけですね!
    ハオリュウとの対決(?)も楽しみにしています。

    作者からの返信

    和泉さん
     めちゃくちゃ長い話にお付き合いくださいまして、ありがとうございます!
     一気読み、本当にありがとうございます!
     拙作にかなりのお時間を頂戴いたしまして、もう、とにかく嬉しいです。

    「新」七つの大罪は、私の創作ではなく、実際にあるものです。
     そして、これが発表された年代をリアルに考えると、この話が「とてつもなく未来のはず?」になるのです……。
     と、いうわけで。ここはパラレルワールド的に、現実世界と繋がっているような、いないような曖昧な世界観、で、温かい目で……すみません。よろしくおねがいします!

     留守番で出番のなかったミンウェイを活躍させたくて、第四章の冒頭は彼女に張り切ってもらいました。
     ミンウェイとシュアンのやり取り。必要以上に、変態にしてしまったような……。
     なくてもよかったような描写が結構、入っていて……(なんで入れたんだろう?)。
     シュアンは、これ以降も出てきます。内面、出てくるかな……?

     イーレオは反則技のような人です。反則なので、常識は通じません(きっぱり)。

     メイシアは、見た目は絵に描いたようなお嬢さん。中身だって、箱入り娘の世間知らず。けど、だからこそ、強くなろうと思う心だけで、あがきながら進んでいくヒロイン(という設定。設定通りになっているでしょうか?)。
     好きだと言ってくださり、嬉しいです。ありがとうございます。

     ルイフォンの強さ。そうなんです。戦闘力の低さは努力でどうにかなるものではないけれど、それ以外の面をフル活用することによって、彼は「ある意味、最強」になれるのです。
     応援ありがとうございます。

     ケルベロスの名前は、ぱっとひらめいたイメージで。かなり適当……。
    (実は……、リアル世界のネットワーク関係の話で「ケルベロス認証」というのがあります。が! 本作は、これとはまったく、これっぽっちも関係ありません。適当につけたら、かぶった……。
     名付けたときには、知らなかったんです。まずいです。詳しい人には鼻で笑われる命名なんです)

     話の流れからして、設定だけだと思われていた(ことが多い)メイシアの異母弟、ハオリュウが、まさかの登場です(笑)。
     メイシアの話だけ聞いていると、ハオリュウは「儚げな美少年」を想像されがちです。ところが、こういう奴でした。(メイシアにとっては、いつまでも「可愛い」異母弟なのです)
     完全に子供扱いなのでミンウェイは無防備ですが、ハオリュウは誰よりも紳士でした(笑)。

     エルファン、いまいち出番が少ないのですが、和泉さんの心をつかめてよかったです。
     あまり表情を出さないのと、どちらかというと、あえて反感を買うような言動を取るので、なかなか難しい人なのです。

     皆凄すぎですか!? 嬉しいというか、なんとも気恥ずかしいというか。
     実は……。「設定では「デキる奴」らしいけど、残念な奴にしか見えない……」と言われないよう、いつも半泣きになりながら書いています。なんで、こうしたんだろう……。

     お読みくださり、本当にありがとうございました。
     第五章は、いよいよ、ルイフォンたちが乗り込みます!
     にまにまシーンもあるはずです!
    (ハオリュウとの対決は……?)
     よろしくお願いいたします!

  • 嵐の前のワクワク感…!みたいな回で続きが気になります。
    次章からついにメイシアの活躍とルイフォンのお出まし、とても楽しみです!
    近況ノ―トを拝見しました。私もこちらの回に残虐シ―ンは少なめな方がいいように思います。(心理描写がお見事なので、そちらで綺麗にまとまる気がしましたので)
    主要キャラが集う第5章を、楽しみに待たせていただきます。

    作者からの返信

    冷世伊世さん
     コメントありがとうございます。
     いろいろ先送りです。第五章に乞うご期待……。
    (期待に応えられるか、不安です!)

     残虐シーン、迫力を出すためには必要なのかな、と思うこともあります。
    「書けない」じゃなくて、「書けるけど今回は書かないだけ」にならないとな、と思います。
     冷世さんの「鏡」シリーズの戦闘シーン、見事だと思うんです。あれは決して「残虐」が目的ではなく、アオジが感じた「恐怖」を訴える一番効果的な手段だと思います。
     怖いですけど、心臓がバクバクいいますけど、目を離すことができないんですよね。そのとき、私はアオジと一体化しているのを感じます。あの「恐怖」を私も書けるようになりたいです。「鏡」シリーズ、凄く好きです!!

  • ハオリュウ、さすが貴族! レディの扱い方を心得てますね〜。

    待ち人、現る! いよいよ鷹刀一族三世代が勢揃いですね♡ でも、四人を横並びにしてみると(あり得ない状況でしょうけど)ルイフォンひとりだけ容貌が浮いてるんですよね。ハオリュウに「本当にイーレオの息子か?」って疑われそう……

    作者からの返信

    由海さん
     コメントありがとうございます。
     ハオリュウは、お母さんが平民出身で、そのせいで親族からいじめられていますが、生まれたときから貴族の暮らしなんですよね。
     きちんと貴族に書けていたでしょうか? そのうちボロが出そうで怖いです。気をつけないと。

     いよいよ揃います。
     四人並べると、「あれ、なんか、ひとり間違ったのが混じっている」って感じですね。
     ハオリュウが見たら……? むしろ、三人そっくりなほうが「なんだ、これ!?」かもしれません。

  • 読み応えのある回でした!
    エルファンの活躍にシュアンとの共闘、微妙な心理戦にハオリュウの役得展開、そしてやっとの主役の登場まで(まだ車だけですが)、一気に爆発したような回でした。

    作者からの返信

    関川さん
     コメントありがとうございます。
     今回は、第四章のまとめ、でした。
     あっちこっちに散らばったキャラクターたちを、やっと一箇所に集めることができました!
     次章は、集めすぎてしまったキャラクターたちをどう活躍させるのか、苦労しまくった第五章です。(集めればいいってもんじゃないと、自分にツッコんだ第五章……)

     近況ノートへのコメントもありがとうございました。
     お暇な時にお越しくだされば幸いです。
     https://kakuyomu.jp/users/NaN/news/1177354054883765213#comment-1177354054883767505