おはらい屋
しょーや
第1話 出逢い
僕の名前は、秋口翔哉。中学二年生で十四歳だ。
この前、両親を不慮の事故で亡くしてしまった。両親が、親戚と仲が悪かったから、引き取ってはもらえない。だけど、罪悪感があるのかお金の仕送りはしてくれるけど、おかげで中二にして一人暮らしをすることとなった。
そんなときだった、あの人が来たのが。
ピンポーン
インターホンが鳴った。そして、すぐモニターをみてみると、
そこには、僕と同じくらいの背と体格をした昔ながらの旅人の格好をしたひとが立っていた。その人はこう言った。
「すみません、一晩泊めていただけませんか?」
悪い人だったらどうしよう・・・けど困っているようだしな・・・
よし!
「いいですよ」
僕は、ドアを開けて中へ通した。
家には部屋が三つあるけどそれぞれ、趣味部屋、勉強部屋、睡眠部屋と分けられているから、ベッドは睡眠部屋にしかない。だから、旅人さんといっしょに寝ることとなった。余談なのだが、ぼくは最近寝不足なのだが旅人さんのいびきがうるさいのなんのって!と、思ったら思いのほか、早く寝ることができた。よかった~今夜はゆっくり寝れそうだ。
俺の名前は正中涼介。今、中学二年生のある少年の家に泊まっている。実はある目的でこの人に近づいたのだが・・・
そう思っていると、いきなり起き上がって殴りかかってきた!咄嗟に避けたが、やはり、こいつ・・・そうしてると、
「ぶっ殺してやる・・・」
そう言って甲高い笑い声を立てた後また襲いかかってきた!
俺は、素早く身をかわすと、能力を発動させた。少年は後ろにそれて眠ってしまった。
僕は朝起きてすぐ、体が痛いことに気付いた。痛みに耐えながら下へ降りると旅人さんが、スクランブルエッグを作っていた。勝手に人の家の食材を使うな!と言いたかったが、準備してついてこいと言ったのでついていくことにした。
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