第5話「なんだかんだでおいしい」

     ☆☆☆



 夕食は生鮭のホイル焼きと、タマネギ、ピーマン、ニンジンのスライスを炒めたもの。大根おろしはわたくしが手伝った。


 しかし、この夕食前のひとときは、3回も4回も母に、職場の新人さんから愚痴の電話がかかってきて、母はなだめて、はげまして、解決法を教えたりしているのだが、40代過ぎて初めて就職したというその女性は、



「え~? も~、やだあ~!」



という調子で、中学生みたいにべらべらとまくし立てていた。幼いな、と感じた。



「だから、1回や2回の失敗を、社長さんでもないほかのスタッフさんが攻撃してくるのはおかしいのよ。社長に言うなら言いなさい」


と。

 あれ~、わたくしと同じことしてる、母。デ・ジャ・ヴュ。



     ☆☆☆



 夕食はpm8:00過ぎへとずれこんだ。日記書いてたし、おなか一杯だったし。


 野菜炒めは甘い、やさしい味がして好き。

 おろし大根に味ポンが微妙にマッチ。

 焼き魚が、日本食のありがたさを感じさせる。



 もう、至福だね!

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