ちいさな愉しみ

雨が降っているので

傘を持って恋人を迎えに

早く

玄関を飛び出す

早く はやく

雨滴をちらして

はやく


わたしは目と傘になる

ルンルン気分で

目と傘になる

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

雨と恋の唄 いち子 @no1

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ