第227話 家族が増えた
少し前から気になっていた女の子。
木くず敷材アレルギーがあるのと、生後半年とその寿命に対して育ち過ぎた感がある彼女は、市場価格を大幅に下回り、その上で更にプライスダウンにプライスダウンを重ねながら、ペットショップで暮らしていた。
「可愛いねー。」
ハムスターを見に来るお客さんの目に留まっているのは、生後2か月とかの小さい子ばかり。
この子も早く良い家族に迎えられると良いな。
そう思ったりもしたのだが。
今日の夕方、5月生まれのジャンガリアンハムスター(パールホワイト)の彼女は、おもちさんとして我が家の家族の一員となった。
なお、同じくジャンガリアンハムスター(ブルーサファイア)のこつぶさんは、明日で2歳。
先日蒔いたクローバーもすくすくと育っている。
クローバーはハムスターにも人間にも食用ではないし、こつぶは性格がやんちゃなので、小さな家族たちをおもちに紹介することは出来ないが。
おもち、ようこそ!
幸せになってね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます