第208話 障害者手帳と障害者年金
先日、病院とカウンセリングに行ってきた。
その席で、障害者手帳と障害者年金の話になった。
「うつ状態・パニック障害・ADHDの3つがあるので、申請に必要な診断書は書けますよ。あとは制度をメリットと感じるかどうかですね。」
お医者先生はそうおっしゃった。
詳しいことは判らなかったから、病院の後で役所に行った。
障害者手帳申請については、てきぱきとしたお兄さんが丁寧な説明をしてくれ、手続きも簡単に出来そうだった。
申請が通るかどうかは別にして。
障害者年金は、難儀だった。
窓口で、書類作成に必要なアレコレを聞かれたのだが、その内容は俺には酷だった。
いつ発症したか・初診はいつ&どの病院か・当初の俺の状態は具体的にどうだったのか。
諸々を食い下がり気味に訊かれ、俺はパニックを起こした。
手続きをしたところで、年金を貰えるかどうか判らないが。
今の俺自身で手続きを進めるには、非常に難易度が高い。
「委任状貰ってきたから、僕がやるから大丈夫。」
手間と時間のかかる作業に対し、相方はそう言ってくれた。
無理せず、お言葉に甘えようと思う。
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