「運命の調べ」

煩先生

 

惑星の君に

地球は遠く

孤独な熱で

神と唄った


僕の打鍵は

背信で響き

精巧な死を

夜に給うた


たった一度

音が重なり

無限の闇は

輝く舞台に


その感傷が

胸で騒めき

僕は未だに

詩篇を綴る

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

「運命の調べ」 煩先生 @wazurai

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ