近づく不安と恐怖 2.
2人にバレないようにしないと・・・
でも私は嘘が下手くそ。
友美ちゃんにはすぐにバレてしまいそう。
よし!さっきの手紙見よ!!
私は誰もいない所に向かった。
ここは私がゆっくりしたい時に来る秘密の場所だった。
友美ちゃんも時雨も誰も知らない所。
ペリペリペリ・・・・・・
「イタッ」
思わず口にしてしまった。
よく見たらカッターの刃が封筒の一番上に付いていた。古典的だな・・・・・・
なになに??
“あんたが海堂君と一緒にいるのがだめなのよ!
こうなったのも全部自分のせいだと自分を恨むのね!!貴女に1度だけチャンスをあげるわ。
もうこれ以上海堂君に近づかないって約束出来るならこんな事やめてあげるわ。
これを読んだなら放課後視聴覚室まで来なさい”
やだよ・・・別れるなんて。
どうしたら。。。
視聴覚室・・・・・・あそこは人通りが全然無いところ。用が無いと誰も来ない。
そう、いじめ?的な事をするにはもってこいの場所だった。
私どうしたらいい?
私だけがやられるならいい。
でも時雨にまで被害がいったら?
友美ちゃんやクラスの子仲のいい子にまで被害がいったら?
その時私はどうする??
やっぱりこのまま離れる方がいいのかな??
とりあえず放課後視聴覚室に行かないと・・・
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