近づく不安と恐怖 1.
あれから時雨と一緒に学校まで来たんだ〜。
でもね校舎も下駄箱も離れてるから校門前でバイバイしたの。
もちろん放課後一緒に帰る約束したよ?
ガチャ
あ、靴箱はねロッカーみたいにしまるしきなの。
え・・・・・・・・・なにこれ?
“別れろ!”
“お前が海堂君といていいわけないだろ”
“身の程しらず”
などと書かれた紙が入っていた。
うそ・・・・・・・・・これいじめ?
「あ、杏奈おはよ〜」
「・・・・・・おはよ友美ちゃん」
私はとっさに見られたくなくてさっきの紙を隠した。
「ねぇ杏奈今何隠したの?」
やっぱり友美ちゃんには見つかるよね・・・
でもこれ話せば友美ちゃんにも被害がいくかもだから・・・
「ううん。何でもないよ!!
さっ、教室まで一緒にいこ?」
「うん・・・・・・友達なんだからもっと頼ってよ(ボソッ)」
「「おはよ〜」」
私達の日課だ。
「「「おはよ」」」
教室にいた人も返してくれる。
ガタン
机に座って机の中になにか違和感があったから見てみたら・・・・・・封筒が入ってた。
後で見ようと思いカバンに隠した。
一体誰がこんな事を?
私と時雨の仲を引き裂こうとしてるだよね?
でも時雨には気づかれたくない。
隠さなきゃ!
友美ちゃんにも時雨にも・・・
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