告白は突然に
なんかね〜友美ちゃんから言われたの・・・
「杏菜が先輩を好きなのってlove?それともlike?」
って聞かれたけど私答えられなかった。
もちろん時雨先輩の事は好きだよ。
でもそれがloveなのかlikeなのかわからない。
「・・・わからないんだ」
「そっか・・・。まぁ焦らずに行こうよ!」
「うん」
私・・・・・・どうしたいんだろ?
「何がどうしたいの?」
えっ・・・??
「やぁ久しぶり杏菜ちゃん」
「しっしっ時雨先輩!?」
「そんな驚かないでよ〜」
「いや、驚きますって!それでどうしたんです?」
「いや、俺が聞こうと思ってたんだけど?
今、どうしたいんだろ?って言ってたでしょ?」
聞かれてたんだ・・・・・・
「あ、はい。時雨先輩もしも、もしもですよ?
もしも自分には好きな人がいてその人に対する気持ちがわからなくなったらどうしますか?」
「うーんその人に対する気持ちか・・・・・・。
杏菜ちゃんは好きな人とかいるの?」
「・・・・・・はい」
「そっか〜俺ならねこーするよ?」
不意に先輩に抱きしめられた。
私の頭の中はもうキャパオーバー!!
「せっせっせせ先輩!?」
「言ったでしょ?俺ならこうするって」
「え?でもそれって例えばなしなんじゃ?」
「違うよ。俺は杏菜ちゃんが好きだよ」
突然言われた言葉に本日2度目のポカーン。
「まぁいきなりだと思うし、杏菜ちゃん好きな子居るんでしょ?返事はいつでもいいから。
ずっと待ってる」
先輩はじゃーねと言って何処かへ行ってしまった。
「えっえっえぇぇぇー!!」
私・・・憧れの先輩に告白された!?
どっどどどどうしよ!!
ここは・・・友美ちゃんに聞いてみるしかないよね
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます