第13話 しごと1
たいようの日差しを浴びて
心地よい風に吹かれ
ねこはたたずんでいた
遊んでるわけじゃない
これはねこのしごとだ。
ねこは日なたぼっこをしてるだけじゃない
町並み、人々の足取りを見ながら町の平和を見守っているんだ
ほら、あそこのおじさん
キョロキョロしながら歩いてる
ねこは見逃さないよ
にゃぁ
お、ふりむいた
こっちにくるぞ
がさごそ、がさごそ
なにかをさがしているようだ
がさごそ、がさごそ
「よしよし、今日のごはんだよ」
おじさんは言った
にゃぁ、にゃぁ
はぁ、おいしかった
ねこは遊んでないよ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます