羽根の無い天使とか初めて見たんだけど
@manomanosan
異世界転生とかありきたりな事ないと思ってた
第1話
俺の名は天野氷雨。いたって普通の高校生だ。
今は普通に授業を受け、普通に飯を食べ、ごくごく普通に学校からの帰路に付いている所だ。
いつものように異世界モノのラノベを読みつつ家の前の曲がり角を曲がる。
「ひ、人!?きゃぁぁ!ぶ、ぶつかっちゃう!!」ドンッ
「ったたたた…」ズシャァァ
「……ここどこだ…」
見渡す限りの大草原が目に入る
…何がおこったのかいまいち理解できない。
…ここは冷静にいこう
まず俺はいつも通りに家の前の曲がり角を曲がった。
するとそこに小柄な女の子がぶつかってきた。
そして気が付いたらここにいた。と
…なんだこのテンプレ感は
「しかし…本当にここはどこなんだよ」
「ここはアリウム草原でしてよ。あら?あなた見ない顔ですわね??」
「うおぅっ!?!?お、お、おまおまぁmお前はだd、だれだっ!?!?」
なんつーことくちばしってんだ。俺
「私?私はセシル·ミカエラですわ。」
「…セシルか。よろしくな」
「こちらこそよろしくでしてよ。あなたの名は?」
「あ、天野氷雨だ。」
「和名なんて今時珍しいですわねー」
そういってセシル俺のことをジロジロと見つめる
「まぁ、それは置いておきましょう」
「して…氷雨…とやら。あなた羽根はないの?」
「え…俺人間だしあるわけ無いですよ」
「…今何と言いまして?」
「や、俺人間だし」
「なぜ人間がここに…?ここは天界でしてよ。」
「マジカ…でもセシルも羽根ねーじゃん」
「それは私が落ちこぼれだからで私はれっきとした大天使ミカエラですわ。」
…は?え?俺
羽根の無い天使なんて初めて見たんだけど
羽根の無い天使とか初めて見たんだけど @manomanosan
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。羽根の無い天使とか初めて見たんだけどの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます