昔、セキセイインコを飼っていた頃。


 獣医からカルシウム不足と言われ、鶏卵のカラをすり鉢ですって与えるようにと指示があった事がある。


 共食い(正確には違うが)?と幼子頃に思った記憶がある。



 昔、ハムスターを飼っていた頃。


 お腹を下している事を母に相談したところ、


 人間用の整腸剤を細かく削って与えた事がある。


「ハムスターに人間用の薬をあげても大丈夫?」と聞いた私に、


「ネズミで実験しているから大丈夫」と普通に言う母。


 腑に落ちないまま納得する私。


 確かにハムスターは元気になったけれど。


 今の私だったら、何か違うと言っていたと思う。


 いや、子供の私になんて事を言ってくれたんだろう。


 軽くトラウマだったなと思い出してみたので、書いてみた。



 ある時、猫が着地を失敗し足を痛めた。


 私と一緒に常に寝ていた猫で、足が痛むらしく、


 猫が寝返りを打つ度に唸って、私が寝れないと母に訴えたところ、


 おもむろに頭痛薬を細かく削りだす母。


 猫に飲ませると、薬が効いたらしく、ちゃんと眠ってくれた。


 ハムスターと猫の話をかかりつけの獣医に言ったところ、


 量さえ間違えなければ問題ないと言われてしまった。


 もちろん何かあればすぐに動物病院に行くのが一番だ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る