これぞまさに厨二ラノベの決定版と言える戦闘描写。
細かいことは抜きにして即座に戦い、あとはひたすら戦うのみ。
描写が濃厚で巧みであるが故に、ガンアクションとしての側面は埋もれている感が否めないものの、小道具、奥の手としての銃の存在感はバッチリ。
実際の物語作中でひたすらガンアクションにフォーカスしていくのは相当に大変だと思うので、本作のような形で銃というアイテムに焦点を当て続けるというのは極めて正しく、現実的な方法だと思います。
ガンアクションとしてだけでなく、厨二でかっこいいアクションシーンを書きたいのであれば一度目を通す価値のある高レベルな作品です!