語り手（作者）と登場人物達との距離感が、とても良い。少し離れたところからのしかもちょっと放り投げた感じの軽妙な語り口で、テンポ良く物語が進みます。まるで、隣で笑いながら話を聞いてるような感覚。
キャラクターそれぞれが築いてゆく人間関係なども時間をかけて書いてあって、出来レース的な強引さは感じられません。
いろんなところに散りばめられた小ネタも楽しい。
「で？その先はどうなるの？」気になって、あっという間に読み終わりました。「完結済」となってますが、後日譚（？）が続いてるので、この先もまだまだ楽しみです。