最弱?最強?ヴァンパイア成り上がりハーレム
リア獣
第1話少女との出会い
どいとは思わないだろうか?だがあえて、こう始めよう。
こんな都市伝説を知っているだろうかと
それは人がある日突然、消えるというものだ。
消えた人々が何処に消えたか知る者はいない、だが消えた人々が異世界に行ってしまったという説が真しやかに語られている
そんな都市伝説に巻き込まれていってしまう彼の物語を
..................
6月上旬、空が黒雲に覆われていた
異変が起きたのは突然のことだったそれは突拍子もなくいきなり始まった
いつもと何も変わらない退屈な時間を過ごしいつも通りと同じ日を送るはずだっただが一筋の亀裂が生じたのだった
いつもと同じ学校の帰り道の交差点で信号待ちしてる時にいつもは明るいくて憎めない性格の和弘が真剣に悩んでる口調で言った、珍しいと思った、普段見せないような顔を見た気がする
「なぁ~りっくん、
最近オレ思うんだ変わらない日常ってつまらなくね。
そして昨日暇過ぎてネット見てたの、そしたら面白い話見つけたんだよ!
知りたいか?まぁ知りたくなくても言うけどな
最近ある都市伝説が話題なのは知ってるか?
何の予兆もなく人が消えるっていう奴、
警察は集団失踪とかで捜査してるらしいけど
実際は異世界に行ってるんじゃないかって噂になってんだよ、 ヤバくね、オレも異世界行きてー」
そんなことを言っている和弘は高校に上がり一段と身長が伸び大人っぽい雰囲気なのだが頭の中がどうもお子さまだ。
「りっくん言うな、オレは利久人だ、、ってバカか?
変わらないから日常なんだよ!それに日常の何が悪い?
何事もなく平和に暮らせるなんてそれこそ幸せだろ?
それにさ都市伝説なんて子供騙しだろそんなバカなこと
考えてる暇あったらもっと違うことに頭使えよ」
そんなことを言ってはいたが実際はこの退屈な世界に一番飽き飽きしていたのはオレ自身だった。
この世界は賢い者は疎まれ、バカを演じれば蔑まれ、何億の者が好き勝手に自分の都合を押し付け合い自分に都合が悪くなるとすぐに切り捨てると声には出さず心の中でこの世界に悪態をついた。
その時信号が変わった
その時見えている物が変わった気がした
歩き出そうとした時後ろから声がした
「お前はこんな世界で満足なのか?
空っぽな世界で満足なのか?」
と振り替えって見ても誰もいない、
そんな時和弘が話しかけてきた
「なに見てんの?変な奴、
そんなことよりさぁ~とにかく暇なの!
刺激が欲しいの、そして彼女が欲しいの!」
そんなバカげた話しを笑いながら聞き流しさっき聞いた声の主のことを考えた。
「あっやべぇ~雨降ってきた、走って帰らんと、
じゃあなりっくん♪」
と、にこやかに笑いながら走っていった。
それをりっくんと呼ばれた怒りと恥ずかしさで顔がひきつりながら手を振り家に向かって走り出した
家に向かい走っている途中たびたび視線を感じた、どれだけ周りを見てもその正体は分からず気のせいだったと見切りをつけ走る速度を上げ変な考えを払拭しようとした
「ただいまぁ~」
という声と同時に玄関のドアに手を掛け家の中に入るとすぐに
「おかえりなさい、りっくん」
という母の声がした
「母さんもう高校生なんだからりっくんはやめてくんね?」
すると間髪いれず母が
「りっくんはりっくんでしょ」
と言った、いつものパターンだ。こうなると終わらないから引いた、
「あーはいはい、今日は部屋で勉強するから邪魔しないでね」
と母に言って階段に登ろうと足を階段にのせた時、母が
「晩御飯は食べなさいよー」
とリビングの方向に歩きだしながら言ったそれを適当な返事をしながら階段を登り自分の部屋に入った。
部屋に入った瞬間、再度何かに見られてるような、違和感に襲われた違和感の正体をさがそうと周りを見回したがわからずにモヤモヤしていたがとりあえずベッドに座りあの直接頭の中に声したようなあの不思議な声の真意を考えなくてはならないので違和感のことは無視し声の真意を考えた
「確か、お前はこんな世界で満足なのか?
空っぽな世界で満足なのか?だったか?
くそぉ~意味わかんね、
つかこんな世界って世界が複数あるみたいな言い回しだな。」
と1人でぶつぶつ言っていると何もなかったはずの空間から最初から存在していたかの様に姿を表した、
まるで初めて認識したような感覚だ
「おっ。やはり聞こえておったのか、
やはりのお主は特別なようじゃな」
とオレを値踏みするかのような視線をこちらに向ける少女は表現できないような人外の美しさだった、年齢は14~15才といった外見だった、服は白い布を体に巻き付けたようなものだったが少女のような美少女だと何をきても似合っていた髪は白髪で色素が薄そうな顔立ちをしていた目は紅くすべての生命を暖かく守ってくれそうな暖かい目だった
「なにを、呆けておる?気が付いていたのであろう?」
その言葉に目が覚めたオレはなんと返答すればいいのかわからず、目の前で急に非日常的な光景を目の当たりにされて頭が追い付かず変なことを口走ってしまった
「そんな服で寒くないのか?」
少女は不思議そうな顔をしていた
「驚かんのか?そうだな、少し寒いな」
と自分の服装を見ながら答えた
無理もないだろういきなり関係の無い服装の話しに切り替わったのだから、まったく何を聞いているだオレはもっと聞くべきことがたくさんあっただろう、声の真意とか何処から現れたとか名前はとかなぜいきなり服装にいってしまったと
心の中で焦りながらもオレはベッドから立ち上がりクローゼットの前に移動し服を適当に選びながら少女に話しかけた
「まーな、んで服いる?
さすがに女物の服はないが男物で良ければやるぞ?」
と自然な流れで自分を落ち着かせた
すると少女は少し驚きながらも返事をした
「いいのか?お主の物を無償で貰ってしまって」
少女は戸惑っていたなぜなら今までこんなことは起きたことはなかったからである
「あ~別にいいよ?これでいいか?」
とオレが出来るだけ自然体を意識しながら返答した、内心は物凄く戸惑っているだが焦った所で何も解決しないので自分を落ち着かせようと友達に接する用に振る舞っていた。
渡した服はYシャツだ、一応女の子が着ても違和感の無いような服を選んだ
少女は嬉しいそうに服を受け取った
少女は宝物を持つ用に服を大事そうに抱え服を着ようとはしなかったそんな少女の姿を見たら不思議と落ち着いてきた、いやいや服着ろよ寒いんじゃなかったのかよと心の中でツッコミ服を着る用に促した
「着ないなら返せよー」
とふざけて言ってみた、
すると少女は涙目になってしまった予想外の出来事に
あたふたしてしまったすぐに本気ではなかったと宥めた、
再度服を着る用に促した
「服を着てくれ、目のやり場に困るんだよ」
今度は素直に聞いてくれた
「わかった、着替える」
と少女は言ってくれた、やっと素直に聞いてくれる用になったかと一安心した、だが少女はこちらをじーっと見ていた
その行動の意味を考え込んでいると少女が恥ずかしそうに言った
「着替えるのだか?」
「、、、だから?」
と返答すると少女は赤面しながら怒った
「着替えると言っておるだろーが」
と少女は立ち上がりオレを立たせ部屋の外まで押しやった
「いいか!いいと言うかまで開けてはならんぞ」
と言い、勢いよくドアを閉めた
そんな少女の様子をただただ見ることしかできなかった。
別にガキの裸など気にしないのだが
少女の方は気にしていたようだ
壁にもたれかかって待っていると数分でドアが開いた開けたドアの隙間から少女は顔だけだしこちらの様子を伺いながら
「いいぞ」
と赤面しながら小さな声で言ったらすぐに部屋の中に戻っていったその言葉を聞いたからオレは部屋に戻った
少女にはサイズが少し大きくそれはそれでさらに目のやり場に困ってしまった
オレの選択は間違っていたようだこれじゃー裸Yシャツじゃないか
オレは無意識の内に裸Yシャツを望んでいたのか?
いや違う、違うと信じたいもはや願望だった
オレの服を着た少女は机の椅子に座りうつ向きながら何か言っていた
「………おるか?」
と小さな声で言ったがオレは聞き取れなくてもう一度言ってくれと言った
「うっっ!だからだな、その~、、、似合っておるかの?」
と不安そうに聞いてきた正直超似合っていたそれはもうビックリするくらいに完璧だった、美少女はどんな服を着ても似合うな感心しただが素直に言うのも恥ずかしいので
「まぁまぁ」
と言ったすると少女は落ち込み涙目になった
すかさずオレはからかっただけと言った
少女は顔を真っ赤にしながら怒った
「なっっ!」
といいながらオレの方に駆け寄り両手で交互に叩いてきた威力は弱く、擬音で表すならポカポカポカというぐらいの威力だ。
オレは心底思ったそして声にも出ていた
「なんだ、この可愛い生き物は!」
すると少女はさらに怒り
「なっっ!可愛いだと?なんだいきなり!」
と少女は少し顔を染めながら力を込めて叩いてきたがさきほどより少し弱くなっていた。
オレは少女をなだめ本題に入った、
「さて、冗談はさておき、お前は何者で、なにが目的だ?」
冗談と言う言葉を聞いて少女少しガッカリしていた
と少女の顔を真剣に見つめ問いただそうした。
だが少女は答えずただただ見つめ返すだけであった、そんな少女の様子を見て質問の内容を変えてみることにした
「じゃー質問を変える、
さっき交差点で声をかけたのもお前か?」
少女は答えはしなかったが静かに頷いた。
「なぜ?オレに声をかけた?」
すると少女は消え入りそうな声で答えた
「妾は退屈だったのだ。
妾は人の子には触れられぬ、認識すらされない、
だがお前は違ったのだ。
妾にも分からぬがお主は妾たちに干渉できるらしい」
と言っていたがよくわからずベッドの上に
座り直して考え込んでいると少女は簡単に説明してくれた
「要するにお主は妾のことを見れるがお主の母や友は妾のことが見えぬということだ。
例えるならば妖怪や幽霊みたいな物だ。
あんな者たちと同じとは言いたくはないが想像しやすいだろう」
オレはその言葉に納得し状況を整理しようとした
「まずオレはお前らのような奴らを見ることができるのか、
なんでいきなり?」
と素直な疑問が口から出ていた
少女は少し呆れながら答えた
「それは、わからない
妾も長く生きているが初めてのことだからな」
という言葉にオレは新たな疑問が出てきた
「長く生きたってどうせたかが12歳ぐらいの幼女がなにを」
と言うと少女がまた怒り、怒鳴った
「なっっ!妾はとうに259歳だぞお主の祖母より遥かに年上だぞ」
と立ち上がりながら言った。
その言葉に驚き信じられない気持ちが爆発し思わず叫んだ
「はぁぁーーー~」
すると階段の下から母の声が聞こえた
「りっくん~どうしたのぉ~何かあったのぉ~?」
と心配そうな声がした、内心焦りつつその声に
「何でもなぁ~い」
と返答し少女を見た、200何歳とは思えない容姿に年齢はいって14~15ってところの容姿なのに200何歳とは思えないが嘘を言っている目ではなかった、しゃべり方に違和感があったがそういう遊びだと思っていた
「年齢といい、他の誰かに見えないといいお前は何者なんだ?」
と少女に先程と同じ質問してみたが返答は先程とは違ったものが返ってきた
「こっちの世界に来てから120年近くたっていただけのことだ、
まぁ~120年近く周りの人から無視され続けたのは
さすがにキツかったがな」
と少しうつむきながら答えた。オレはその顔を見たとき心からこの子を守りたいと思った。そんなことを思っていると少女はすぐに表情が明るくなり言った
「まぁ~今はお前がいるから寂しくはないぞ」
と笑いながら言ってきた。この破壊的はヤバい、なにこれ可愛すぎるんですけど、いやいやおかしいオレはロリコンじゃないし、つかマジであぶねぇ~な、あれは目覚めかけたぞなどと心の中で内なる自分と激闘をしていたら少女は少し怒りながら言った
「お主まで妾を無視するでない。
やっと話できる相手が見つかったのじゃ寂しいではないか」
と上目遣いで言ってきた、その瞳を見た瞬間オレは目覚めてもおかしくない程の衝撃を受けた。なにこれいいのか、目覚めても。ここまで連続されるとさすがにヤバい本当に目覚めてしまう、なんとか会話の主導権を奪い返そうと今度はこちらから話しかた
「あぁ~すまん、んで結局なにが目的なの?」
と少女に聞いた少女は元気よく答えた
「暇潰し」
と笑顔で言った。オレはその表情をみたら怒る気も無くなり、
新しい質問をした
「さっきこの世界どうこう言ってたけど結局あれなんなの?」
と話しを進めようとした。だがこの質問がオレの日常を壊し非日常へ引きずり込もうとしていることにオレは気が付いていない。少女はイタズラを思いついた子供の笑顔で答えた
「この世界とは別に違う世界があるのじゃ、
妾は1人ではあちらの世界には行けぬがお主と共にならばいけるかもしれんな」
と言った、なにやらぶつぶつと何か言っている
少女は一旦無視して状況の整理をしてみた
学校帰りの交差点で不思議な声を聞く
家に到着した声のことを考えていると
少女が現れる
少女が可愛い
異世界の話しを聞く
と頭の中でストーリーを立ててみると、
下手くそな小説みたいなストーリーだなと苦笑した
そんなことを考えていたら少女がこちらを見ていた
「な~お主はこの世界に不満はないか?退屈ではないか?」
と試す用な口調で言ってきたもちろん答え決まっている友達の前や親の前でも言ったことのない不満を目の前の少女に吐露した、今まで世界の不満を友達や親に言わなかったのは意味が無かったからである、現状を憂いた所で現実は変わらないと知っていたからである、だが少女はその不満を解決することができる存在だとうっすらではあるが感じていた、だから友達や親にも言ったことのない不満を言おうと決意したのだった
「不満?そんなのありまくりだな。
言い出したら止まらねぇ~よ。退屈でしかたないし、
バカばっかりだし」
とどんどん世界の不満をぶちまけようとしたが少女に止められてしまった
「それだけ聞ければ十分じゃ!
お主、妾のパートナーにならぬか?」
といたずらを思い付いた子供の顔で言った
「パートナー?それがなんなのか知らんが
こんなくそな世界からおさらばできるなら大歓迎だな」
と声を上げて笑いながら少女の思惑を警戒せずに答えた
大歓迎の言葉を聞いた瞬間少女は椅子から立ちこちらに歩み寄ってきた
「大歓迎かならば行くか」
そしておもむろにオレの手を握った、
冷たくて気持ちのいい両手がオレの手を覆った
少女は目を閉じてぶつぶつと何かをいい始めた、
すると手を中心に激しい光が周りを覆った
その激しい光に思わず
「うわっ!」
と叫び目を閉じた。
光がおさまり周りを見渡すとそこには見慣れた自分の部屋がなかった代わりあったのはイタズラが成功した子供のような笑顔でこちらを見ている少女と
中世ヨーロッパの建築物が並んでいた
奥の方には大きな建物があったが
オレは状況がわからず慌てるだけだった
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