昔の思い出は鮮明なく
涙流せばわかるのかな 苦しい口で言えばわかるのかな
建前だって気づかれているのかな
明日は奴を殺してしまった
帰り道そっと餓鬼な自分に会いに来た
けれども今の昔しか残っていなかった
忘れた音符 思い出せたんだ
今なら懐かしむことができるだろうか
積もる走馬灯を追いかけても
殺した死体を探す予知はないのに
探している死体の山を
時は大人
心が終わる初夏頃に
気まぐれ出会った音符の名前を
思い出せたんだヨシヨシしてくれよ
君だったんだ
あの夜は
この譜面で僕は涙を流した
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